2010年4月28日水曜日

ご参加ありがとうございました

昨夜、第2回江別小学校の統合問題を考える会を開催いたしました。平日の夜にも関わらず沢山の方々にご参加を頂き、また予定終了時刻を大幅に超えてしまいましたことをお詫びし、重ねてお礼申し上げます。皆様から頂戴いたしましたご意見を、今後開催されます地域協議会へ反映させていきたいと思います。引き続き、ご意見やご要望がございましたら、事務局までご連絡ください。今後ともご支援のほど宜しくお願いいたします。

2010年4月23日金曜日

江別第一中学校のレンガ校舎

1951年(昭和26年)建築の江別第一中学校のレンガ校舎。扇形に弧を描いた特徴的な校舎は、北海道大学建築工学科の(故)大野和男先生の設計、清水建設北海道支店の施工によるもので、文部省のモデル校舎に指定されていました。レンガと鉄筋コンクリートとの複合構造で、その設計思想は、大野先生ご自身にによる資料が残されています。

今なお、その堂々たる姿を見学に訪れる方が後を絶たないそうです。校舎内を案内することも珍しくないと、江別第一中学校の先生が話されておりました。

現在、600名を超える生徒が在籍しているため、鉄筋コンクリート造りで増築されている部分もありますが、メインの校舎は当時のまま、レンガの街を象徴する建造物の一つとして市民に親しまれ、なおも歴史を刻み続けています。

2010年4月19日月曜日

開村記念碑

以前ご紹介した江別市水道庁舎の東隣に、ひっそりと立っている開村記念碑。1928年(昭和3年)開村50周年を記念して、、江別神社境内に建立されました。1982年(昭和57年)の水道庁舎建設のおり、現在地に再整備されたものと思われます。

江別開村50周年記念式典は江別小学校を会場に行われ、街は祝賀ムード一色で盛大に行われたとつたえられています。学校がコミュニティの場として大きな役割を担っていたことをうかがわせます。

2010年4月17日土曜日

江別第三小学校のレンガ校舎

江別小学校との統合が計画されている江別第三小学校は、1929年(昭和4年)に江別小学校から分離し開校し、昨年開校80周年を迎えました。

上の写真にある校舎部分が最も古く、江別小学校のレンガ校舎よりも2年古く、1951年(昭和26年)に完成しました。江別小学校とはまた違った趣を感じます。

江別第三小学校の校舎で最も特徴的なのはこの円形校舎です。1957年(昭和32年)に完成し、3階建てで15の扇形教室があり、外観はレンガとなっていますが、鉄筋コンクリートを併用した複合構造になっています。昭和30年代、全国的に円形校舎建築が流行し、数多く建てられましたが、現存しなおかつ現役で使用されている校舎は大変珍しいそうです。

2010年4月15日木曜日

第2回「江別小学校の統合問題を考える会」 ご案内


2回「江別小学校の統合問題を考える会」
ご案内
  代 表  今 野 裕 次
事務局  西 垣 剛 一
石 堂 了 正
筒 渕 裕 浩

春暖の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、新年度もスタートし、いよいよ5月には江別小学校と江別第三小学校との統合を協議する場として、「地域協議会」が開催されようとしています。
227日に第1回「江別小学校の統合問題を考える会」を開催させて頂き、多くの皆様のご参加と、様々なご意見を頂戴いたしました。
つきましては、第1回目の会で頂戴いたしましたご意見やアンケートをもとに、私たちの意をまとめ、今後の活動の方向性を模索していきたいと思い、第2回「江別小学校の統合問題を考える会」を開催させていただくこととなりました。お誘い合わせの上、是非ご出席いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
なお、今回は中央公民館(コミュニティセンター)が使用できないため、駐車場の確保等を優先に考慮したところ、急きょ眞願寺さんをお借りすることとなりました。何卒ご理解の上、お気軽にご参加ください。


月 日 : 平成22427日(火)

時 間 : 1900分 ~ 2030

場 所 : 廣間山 眞願寺 1階 大広間
       江別市78丁目6 (382-3125

議 題 : 1. 江別小学校を中心とした通学区域について
      2. 学校と街の将来について
      3. 会の運営と今後の方向性について
以上

2010年4月11日日曜日

江別小学校の新1年生

今日4月11日(日)は、江別小学校の新1年生にとっては初めての授業参観日です。
今年入学式を迎えた子どもたちは30名で、全児童数は230名になりました。今年から特別支援学級「はぎのこルーム」が開設されたこともあり、ここ数年では最も多い児童数になります。
普段は静まりかえった日曜日早朝の学校に、今日はいつもと変わらない子どもたちの笑顔と歓声が溢れていました。なかでもやはり、真新しいランドセルを背負った1年生の姿が、ひときわ微笑ましく思えました。

2010年4月7日水曜日

江別小学校の周辺環境 5

江別小学校のすぐそばには国道12号があり、この国道から、変形五叉路の交差点をJR江別駅に向かう、1976年(昭和51年)までは国道12号であった現三丁目通り沿いに江別小学校があります。

近隣の江別第三小学校との通学区域を、この国道12号で区切っているため、国道を横断して通学している児童は、学校選択制を利用している数名しかおりませんが、道内でも有数の交通量を誇る国道で、しかも、変形五叉路の大規模な交差点です。保護者でなくとも、地域住民として子どもたちに目を配っていきたいものです。

2010年4月5日月曜日

築山

江別小学校のグラウンドの隅に、小高くもられた築山があります。2003年(平成16年)に施工され、江別小学校の卒業生でもあります とがし小児科医院(江別市野幌松並町25-2)の富樫要先生により寄贈されたものです。
江別小学校のグラウンドで、子どもたちは真っ先にこの築山に駆け登っていきます。夏冬問わず、子どもは高いところが大好きです。運動会の時には得点板が掲示され、冬はスキーの練習にと、学校生活に欠かせないものとなっています。
写真にもありますように、冨樫先生は昭和32年の卒業ですから、ちょうど現在のレンガ校舎が建てられた時期に、江別小学校に通われています。このレンガ校舎には、50年を超える歴史の中で、多くの人たちの思い出が刻まれ、今もなお愛され続けています。

2010年4月4日日曜日

江別市郷土資料館

萩ケ岡遺跡のことを調べに、江別市郷土資料館へ行ってきました。先日の「江別小学校の周辺環境 4」の投稿の中でも触れていますが、縄文時代中期の遺跡が萩ケ岡にあります。水道庁舎建設時の調査によって出土した土器は、25万点にも及び、この地で何がしかの祀りごとが行われていたことがうかがわれます。また、萩ケ岡に限らず、江別市内には数多くの遺跡が存在し、縄文時代から擦文時代にかけて、道央圏の中心として、独自の文化を築いていたものと推測されます。
遺跡の宝庫としての江別市を、再認識しました。ですが、市民の関心は非常に低く、来館者も少ないという現状を知り、残念に思いながら帰宅しました。