2012年12月11日火曜日

第15回統合委員会の開催が決まりました

平成24年12月19日(水)午後7時より、 教育庁舎大会議室(江別市高砂町24番地6)において、第15回 江別小学校・江別第三小学校統合委員会が開催されることとなりました。議題は以下の通りです。

(1)統合校の校名について
(2)その他

前回で統合校の設置場所については合意をしたという認識でいるようですので、統合校の校名についての議論に入ります。今回の統合委員会も一般の方の傍聴が可能となる予定です。関心のある方は江別市ホームページ上の「江別市審議会等公開案内」で告知されますので参照の上、足を運んでみてください。

江別市 : 江別市審議会等公開案内

2012年11月27日火曜日

「江小・三小統合委員会だより」第14号が発行されました

平成24年11月5日(月)に開催された第14回江別小学校・江別第三小学校統合委員会の模様が記載された「江小・三小統合委員会だより」第14号が発行され、江別市教育委員会のホームページに掲載されておりますのでお知らせいたします。以下のリンクよりご覧ください。すでに対象校と両校区の自治会には配布・回覧されていることと思いますが、改めてお知らせいたします。

江別市教育委員会
http://www.city.ebetsu.hokkaido.jp/kyouiku/index.html

江小・三小統合委員会だより
http://www.city.ebetsu.hokkaido.jp/kyouiku/gakkou/tekisei/eshyo_sanshyo/tougou_iinkai.html

※リンク先PDFファイルをご覧になるにはAdobe Readerが必要です、アドビ社のホームページで無償で配布されています。

2012年11月25日日曜日

第14回統合委員会について

すでに新聞報道等でご存知のことと思いますが、平成24年11月5日(月)に行われた第14回 江別小学校・江別第三小学校統合委員会で、統合校の設置場所を現在の江別第三小学校(江別市緑町西1丁目37)の場所とすることが合意され、一定の結論が出されました。

巷では、私たち江別小学校を守る会が高圧的な団体で、統合委員会や教育委員会へ圧力をかけ、統合の邪魔をしているかのように非難する方々もいらっしゃるようです。結論が出された以上、悪あがきをするつもりはありませんが、黙って見過ごすわけにはいかないことがありますのでお伝え致します。

写真は11月7日付けの北海道新聞朝刊江別版の記事です。この記事のなかで、20名の統合委員のうち18名が出席し、反対するものもなく決まったとの記述がありますが、全会一致で決まったかのような誤解を招く恐れがあます。

まず、統合委員の構成ですが、「江小・三小統合委員会だより」第8号をご覧いただくとわかりますが、20名中8名が教育委員会を上部組織とする教員で、教育委員会からも佐藤哲司教育部長が参加していますし、本来、中立的でなければならない支部英孝委員長を合わると、10名が積極的に賛成反対を言える立場にありません。

また当日、清水裕二委員と石堂了正委員の2名の欠席がありましたが、事前の各委員への日程調整の際、11月5日は都合が悪いと返答し、再三に渡り交渉を行ったにもかかわらず、他18名が参加できるとの理由から決行されました。両名はともに当初から第三小敷地への設置に反対の立場をとっておりました。つまり、この二人を封じれば、今回の統合委員会はスムーズに結論を出すことができたということです。

両名は開催日程変更がかなわなかったので、当日までに意見書を提出すべく、11月5日の日中に石堂委員はFAXで、清水委員はメールで送付したそうです。上の画像が、石堂委員が提出した意見書です。統合委員会の冒頭で事務局によって読み上げられましたが、ほとんど議論されることなく受け流されてしまいました。お読み頂ければわかりますが、江別第一中学校のPTA会長としての視点で意見が述べられており、これがほぼ無視されるということは、その立場で統合委員に委嘱されている意味がなく、形式的に頭数を揃えているとしか思えません。

特に統合後の中学校の通学区域に関する議論は全くされておらず、現状でも第一中学校が抱える、いわゆる「中一ショック」や「中一ギャップ」などと呼ばれる症状に起因する不登校などの問題がさらに深刻化する恐れがあり、それがことごとく無視されているわけです。

この文書は、こちらにも掲載されていますので、あわせてご参照ください。

問題はこちらの清水委員の意見書です。ご本人の承諾をいただきましたので掲載させていただきました。事務局である教育委員会のミスで、当該のメールが統合委員会前に開封されず、結果的に第14回統合委員会で配布されることも、読み上げられることもありませんでした。このことは江別市街地自治会連絡協議会でも問題視しており、11月9日に開かれた役員会の中でもとりあげられ、教育委員会や江別市の対応に疑問の声や怒りの声が上がっておりました。

何度も申し上げますが、地域の協力なくしてより良い学校教育が出来るとは思えません。なぜここまで私たちや、地域の人たちは、教育委員会や統合委員会から敵視され、排除されるのでしょうか。私たち江別小学校を守る会の事務局は、PTA会長を歴任してきました。ですので学校と地域とのつながりが、いかに大切かを身を持って体験してきています。このままでは日常の挨拶すらまともにできない関係が、あちらこちらに出来てしまいます。

2012年11月24日土曜日

王子HD、2千人削減…工場閉鎖も

11月23日(金)12時51分配信のYOMIURI ONLINEが、王子ホールディングスが22日発表した決算と今後の経営方針について、以下の通り報じています。
 製紙最大手の王子ホールディングスは22日、2016年3月末までに国内の全従業員の約1割に当たる約2000人の人員削減を実施すると発表した。
 国内の製紙需要の低迷や中国からの輸入紙の増加に対応するためで、工場閉鎖も含め、国内事業の縮小に踏み出す方針だ。
 現在、王子の従業員は約2万人で、定年退職に伴う自然減の約1700人を含め、早期に約1万8000人体制とする。板紙などの工場の稼働率は、15年度には8割前後にまで落ち込む可能性もあり、事業所の統合や工場閉鎖を検討する。
我がまち江別市にも、王子エフテックス株式会社 江別工場があります。報じられているように、いきなりの工場閉鎖は考えづらいですが、少なからず規模縮小や人員削減など、今後影響が出る可能性があります。
11月5日の第14回統合委員会で結論が出された、統合校の建設地である第三小学校ですが、現状の在籍児童の通学距離を根拠に設置場所が決められました。開校は早くとも4年先です。その時になって児童数が激減し、“なぜここに建てたのか”と言う事の無いよう検証が必要であると思います。

2012年11月23日金曜日

江別小学校の学芸発表会

11月17日は江別小学校の学芸発表会でした。例年の学芸発表会とは違った空気を感じたのは私だけでしょうか。帰り際におやじの会創設当時から一緒に活動させて頂いたお父さんから、引越し、転校することを明かされましたのでなおさらです。

 1年生のによる開会のあいさつのあと、元気の良い歌と器楽演奏が披露されました。入学して半年間の成長はめまぐるしいものがあります。1年生であろうと、江小っ子として誇りを持ってステージに立つその姿は、微笑ましくもあり、親としては子どもの成長を喜び、感動する瞬間です。それは親でなくても涙するものです。
加えて、やはり失くなりゆくであろう江別小学校を忍び、あと何度この光景を目にすることが出来るのだろうという寂しさと、子どもたちが誇りとし、大好きな江別小学校を守ってあげられなかったことに、残念な思いと申し訳ない気持ちで、なおさら涙がこみ上げきました。最後まで観覧の予定でしたが、とても我慢できなくなり、途中で帰って来てしまいました。

先日、このブログの「学校がなくなるということ」という投稿の中で、江小が大好きな1年生のエピソードをご紹介いたしましたが、今の1・2年生はおそらく、統合と新校舎完成までのすべてのプロセスを経験するであろう過酷な将来が待ち受けています。“江別小学校を卒業したい”“江別小学校が大好き”と目を輝かせている子どもたちを見ていると、そう思ってくれる子どもたちを育てることが、本来江別市の教育として目指すべきところであり、その役割を江別小学校は果たしてきたということを物語っています。私たちはそんな江別小学校の歴史に、PTA会長として関わり、その職を歴任して来れたことを嬉しく、誇りに思います。その思いを何とか統合校へつなげられないものでしょうか。

2012年11月15日木曜日

久茂地小学校を存続させる会

行政による強引な統廃合は、全国的に流行しているようです。一見、地元民と話し合いながら進めているように思われますが、いずれも形式的なもので、まともな議論すら出来ない呆れるばかりの予定調和です。

「少子化では仕方ない」と言いますが、あらゆる情勢が、安心して子どもを育てられる環境ではないことが、一番の少子化あるいは出生率低下の要因ではないでしょうか。
そして、教育環境を悪化させる後ろ向きな政策が追い打ちをかけ、さらなる少子化の悪循環に陥っています。

人口の減少は国力の低下を意味します。経済が停滞し、政治が混乱している状況では、そう遠くはない将来、この国は滅びてしまいます。

久茂地小学校を存続させる会 : http://kumoji100.hitotu.jp/sonzoku/

2012年11月5日月曜日

学校がなくなるということ

ある江別小学校の保護者の方からお聞きしたお話です。その方の1年生のお子さんと「江小・三小統合委員会だより」第13号を読みながら、以下の様な会話をされたそうです。

母 : 「江小が三小と一緒になって、三小の場所に新しい学校が建って、そこへ5年生ぐらいになったら通うことになるんだよ」

子ども : 「江小はどうなるの」

母 : 「なくなって壊してしまうの」

子ども : 「いやだ、江小を卒業したい!」

母 : 「三小も今の学校を壊しちゃって新しい名前になるんだから、学校が無くなっちゃうのは三小の人たちも同じでしょ?」

子ども : 「でも新しい学校は三小の場所にできるんでしょ。ずるい!」

その子は“江小を卒業したい!”と言いながら泣き出し、“ずるい!”の言葉に、お母さんは何も言えなくなったそうです。

1年生といえども、自分が通う学校を誇りに思い、それが古くて汚い校舎であっても卒業したいと考えています。私たち大人は、日々通う子どもたちにとって学校がなくなるということの意味を、しっかりと自覚した上で見守っていかなければなりません。
子どもたちには今のうちに、江別小学校とその想い出を、しっかりと胸に刻んで欲しいと思いました。

2012年11月4日日曜日

通学距離について、再び

「江小・三小統合委員会だより」第13号のなかで、10月4日に両校のPTA役員12名が出席して協議を行い、通学距離を最重視して、現在の第三小学校の場所に統合校を建設することで合意をした旨が記載されています。
子どもたちのためと言いつつ、本当は大人の都合や私欲が優先されてはいないのでしょうか。
牧場町ツルハ付近から三小 1969m
牧場町ツルハ付近から江小 2199m
牧場町ツルハ付近からいずみ野小 1037m
牧場町ツルハ付近から対雁小 847m
牧場町ツルハ付近から中央小 816m
牧場町から三小、牧場町から江小への通学距離の差は、このグーグルマップで計測する限りでは230m程です。何度も申し上げますが、江別小学校へ統合校を建設した場合、校舎から体育館までのすべてが改築対象となります。ですので、校舎をもう少し国道12号側へ寄せて建てることが可能です。さらに、一番町自治会館側にも敷地への入り口をつくれば、この230mをさらに50mくらいは縮めることは容易です。そうすれば三小校区の一番町と弥生町の大半は江小のほうが近くなり、若草町と元町も、江小・三小とも差は僅か100数十メートルとなります。
弥生町セブンイレブン付近から三小 1110m
弥生町セブンイレブン付近から江小 1099m
3番通りから4番通りまでの牧場町の方々は、いずみ野小学校や対雁小学校、中央小学校のほうが第三小学校よりも近く、通学区域を変更したほうが児童のためです。現実に、牧場町に住む児童の多くは学校選択制を利用して、これらの他校へ通っています。同じような理由で学校選択制を利用して、上江別や東光町、高砂町などから多くに児童が江別小学校へ通ってきています。子どもたちのことを思い、通学距離を最優先するのであれば、通学区域変更の声が聞こえてこないのが逆に不思議です。

実際にはほとんど通学してきていない児童を含めて、通学距離を根拠にするのはいかがなものでしょう。それは学校選択制の利用者を差別し、切り捨てるのと同じ事です。学校選択制がある以上、制度を利用して通う児童のことをもっと考慮すべきです。

それほどまでに日常の通学の安全というのであれば、いっそのことスクールバスで通うことを前提に、江別小学校は上江別小学校へ、第三小学校はいずみ野小学校へ統合してはいかがでしょうか。中学校区も変わらず、いわゆる「中1ショック」や「中1ギャップ」という心配も緩和されると思いますし、江小・三小両校にとって互いに公平です。ましてやお金をかけて学校を建設する必要もありません。これから議論が進むにつれ、中学校区をどうするのかという問題に直面します。避けて通るわけにはいかないのですから、このようなことも選択肢としてはありえると思います。

※重複する部分も多くありますが、以前の投稿「私たちの思い 1」「私たちの思い 2」もあわせてお読み頂ければ幸いです。

2012年11月3日土曜日

15,812平方メートル



現在の江別第三小学校の敷地面積は江別市内でも最小で、その面積は「江別の教育」平成23年度版資料編によると15,812平方メートルと、次に狭い大麻東小学校の21,130平方メートルからみても極端に狭くなっています。
この件について教育委員会では「江小・三小統合委員会だより」第4号のなかで次のように見解を示しています。
今後、統合校のあり方を検討する中で、学校施設用地として必要があれば、隣接する郷土資料館等の土地を確保することについて市に求めていく。郷土資料館と現在保健センターの駐車場になっている二番通り側の公共用地を合わせると 25,000 ㎡ほどになるが、郷土資料館の移転は考えていないので、その場合は郷土資料館の用地と調整しながら、学校用地を確保することになる。また、第三小学校と郷土資料館等の間の市道を廃止することになるので、付近住民の理解を得ることが必要になる。 
三小の体育館はそのまま残し、校舎のみを改築するものと思われますので、新校舎も現在位置に建てることとなります。その場合、敷地内に仮設校舎を建設しての改築は難しく、新校舎建設中は江別小学校へ通うことが想定されます。ですが、江別小学校の校舎は取り壊しが前提となっているために耐震診断が行われておりません。現状でも不安であるのに、さらに多くの児童を平然と通わせるつもりなのでしょうか。
また“市道を廃止する”とありますが、市道が無くなった場合、校舎への道が一本減ることとなり、緊急車両などのアクセスは、特に冬場は困難をきたさないのでしょうか。となると、災害時に避難所とするには全く適しません。
さらに、隣接するみどり保育園の改築工事にあたっても、“江別市から地元住民への説明がない”と、苦情が寄せられていたと聞いています。このようなことから、市道を廃止することは困難であると言わざるを得ません。


現状の敷地のまま、4階建て以上の高層階の校舎建設となることも予想されますが、高層階の校舎は、上階へいくに従い、夏の暑さが心配です。3階建てでも相当な暑さとなります。空調を無くして学習環境が成り立ちません。せめて江小のように、校舎が木々に囲まれていれば多少は緩和されるのですが。
また、火災などの災害においても、高層階は避難経路の確保など、小さな子どもたちが通う小学校としては適さないことがたくさんあります。そんなことをわざわざ私たちが語らなくとも、教育委員会の方々は百も承知のはずです。

加えて、江別小学校には萩ケ岡児童センターが併設されており、低学年の児童が、放課後児童クラブを利用しています。当然、隣接していますので児童たちは安全に移動ができます。保護者としてはこの上なく安心して子どもを預けられる環境にあります。
現状の敷地内に、あるいは隣接する土地に、児童センターほどの規模ではないにせよ、このような子どもを安心して預けられる施設を設置出来るのでしょうか。それとも放課後にクラブを利用する児童たちに、現在の萩ケ岡児童センターまでの移動を強いるのでしょうか。

一昨年の「江小・三小地域協議会だより」第4号に、江小、上江小、三小、いずみ野小を委員がそれぞれ見学した際の感想が掲載されています。廊下や玄関などが広く、ゆとりのある上江別小学校のような校舎が理想的であるとの感想が散見されます。
また、普段から“三小はグラウンドが狭い”、“三小は敷地が狭い”と複数の保護者の方々が話されているのを聞いています。この15,812平方メートルの狭い敷地で、本当に上江別小学校のような校舎建設が可能なのでしょうか。

このように、統合校を現在の第三小学校の場所に建設する場合、江別小学校の場所に建設するよりも解決しなければならない課題がたくさんあります。いざ具体的な校舎の基本設計の段階になった時に、こんなはずではなっかたと、後悔のないよう慎重に議論し、統合校の設置場所を決めて頂きたいと思います。

※重複する部分も多くありますが、以前の投稿「私たちの思い 1」「私たちの思い 2」もあわせてお読み頂ければ幸いです。

2012年11月1日木曜日

第14回統合委員会の開催が決まりました

平成24年11月5日(月)午後7時より、 教育庁舎大会議室(江別市高砂町24番地6)において、第14回 江別小学校・江別第三小学校統合委員会が開催されることとなりました。議題は以下の通りです。

(1)統合校の設置場所について
(2)統合校の校名について
(3)統合の時期について
(4)その他

江別市の当初の統合計画よりも大幅に遅れているので、ハイペースで委員会が開催されます。いよいよ統合校の設置場所が決まろうとしています。今回の統合委員会も一般の方の傍聴が可能となる予定です。関心のある方は江別市ホームページ上の「江別市審議会等公開案内」で告知されますので参照の上、足を運んでみてください。

江別市 : 江別市審議会等公開案内

2012年10月26日金曜日

「江小・三小統合委員会だより」第13号が発行されました

平成24年10月10日(水)に開催された第13回江別小学校・江別第三小学校統合委員会の模様が記載された「江小・三小統合委員会だより」第13号が発行され、江別市教育委員会のホームページに掲載されておりますのでお知らせいたします。以下のリンクよりご覧ください。すでに対象校と両校区の自治会には配布・回覧されていることと思いますが、改めてお知らせいたします。

江別市教育委員会
http://www.city.ebetsu.hokkaido.jp/kyouiku/index.html

江小・三小統合委員会だより
http://www.city.ebetsu.hokkaido.jp/kyouiku/gakkou/tekisei/eshyo_sanshyo/tougou_iinkai.html

※リンク先PDFファイルをご覧になるにはAdobe Readerが必要です、アドビ社のホームページで無償で配布されています。

2012年10月23日火曜日

中学生からみた江別市 3

9月29日、30日に行われた江別第一中学校の文化祭で展示されていた壁新聞をご紹介しています。最後は3年生の作品になります。
3年1組 玲瓏
3年2組 鳳梨
3年3組 刹那
3年4組 玲瓏
3年5組 紫苑
文字が読みやすいようにファイルサイズを大きくしてあります。PC環境によっては重たいかもしれませんがご了承ください。

さすがに3年生ともなると、切り口が鋭くなってきますね。全学年共通しているテーマは校舎改築、いじめ、エネルギー、街の将来などでしょうか。クラスごとに扱っているテーマは同じでも、彼らなりに問題意識を持ち、それぞれ角度の違う視点から取材し、よくまとめられています。
今年7月には三好昇江別市長を囲んでの「えべつ未来中学生会議」「えべつ未来高校生会議」「えべつ未来大学生会議」などが開催されています。私たち大人たちはこうした子どもたちの主張を、“何も知らない子どもが言ってること”とするのは簡単ですが、将来の江別市を担う子どもたちからの警鐘として謙虚に受け止め、肝に銘じておく必要があります。さもなくば、彼らはこの江別市を見捨て、離れていってしまうに違いありません。
このブログでも何度か指摘していますが、江小・三小統合後の中学校区をどうするのかという議論がほとんどなされていません。現在の江別第一中学校は江別小学校と上江別小学校から600名を超える生徒が通ってきており、市内でも最大規模の中学校となっています。そのうち江別小学校の卒業生は100名ほどで、その割合は1:5ほどで、クラスに5名程度といった状況になります。また、学校選択制を利用した生徒もいるため、ここ数年、中学校区3校PTAが交流・連携を行いながら、いわゆる“中一ショック”対策に様々な取り組みをしてきました。ただでさえ小学校とは環境が大きく変化する上に、大多数が他校からという状況では親子ともに相当なストレスとなります。統合後の中学校は、第一中学校の立地からすると、おそらく一部の児童は第一中学校へ通うこととなると思いますが、学校選択制の利用で、東光町や上江別、高砂町などから通っている児童が江別小学校に多いことから、第三小学校の場所に統合校が建設されれば、現在よりもさらに第一中学校へ通う人数が少なくなることが予想されます。統合にあたって、学校選択制を採用している以上、このように中学校へ通うことへの生徒・保護者の負担もある程度考慮すべきではないかと思います。どうも“学校選択は自己責任でお願いします”などと差別的にバッサリ切り捨てるような気がしてなりません。
子どもたちは見ているのです。江別第一中学校の新校舎がどのように建て替わるのか、いじめに関して市教委がどのような対応をとるのか、災害対策、江小・三小の統合に伴って街がどう変化するのかなど、ある意味子どもたちに試されているのです。

2012年10月22日月曜日

中学生からみた江別市 2

9月29日、30日に行われた江別第一中学校の文化祭で展示されていた壁新聞をご紹介しています。今回は2年生の作品になります。
2年1組 光陰
2年2組 栄光
2年3組 蒲公英
2年4組 喜愛
2年5組 密柑
文字が読みやすいようにファイルサイズを大きくしてあります。PC環境によっては重たいかもしれませんがご了承ください。

2012年10月21日日曜日

中学生からみた江別市 1

少し前のことで恐縮ですが、9月29日、30日に行われた江別第一中学校の文化祭で、生徒たちが書いた壁新聞が展示されおり、目に止まりましたのでご紹介致します。
まずは1年生の作品です。1年生とは思えない、しっかりとした視点と文章で書かれています。
1年1組 優輝
1年2組 宙魅
1年3組 月桂樹
1年4組 蒼天
1年5組 秋桜
1年6組 英雄
文字が読みやすいようにファイルサイズを大きくしてあります。PC環境によっては重たいかもしれませんがご了承ください。

2012年10月13日土曜日

「江小・三小統合委員会だより」第12号が発行されました

平成24年9月19日(水)に開催された第12回江別小学校・江別第三小学校統合委員会の模様が記載された「江小・三小統合委員会だより」第12号が発行され、江別市教育委員会のホームページに掲載されておりますのでお知らせいたします。以下のリンクよりご覧ください。すでに対象校と両校区の自治会には配布・回覧されていることと思いますが、改めてお知らせいたします。

江別市教育委員会
http://www.city.ebetsu.hokkaido.jp/kyouiku/index.html

江小・三小統合委員会だより
http://www.city.ebetsu.hokkaido.jp/kyouiku/gakkou/tekisei/eshyo_sanshyo/tougou_iinkai.html

※リンク先PDFファイルをご覧になるにはAdobe Readerが必要です、アドビ社のホームページで無償で配布されています。

2012年10月12日金曜日

第13回統合委員会が開かれました

10月10日(水)午後7時より、江別市教育庁舎大会議室において、第13回 江別小学校・江別第三小学校統合委員会が開かれました。議題については以下の2点でした。

(1)統合校の設置場所について
(2)その他

前回の統合委員会で合意した江小・三小両校のPTA役員による話し合いが10月5日に行われ、通学距離を重視して現在の第三小学校の場所に統合校を設置する方向で合意されたことが報告されました。これを受けて、次回の第14回統合委員会で最終結論を出すことが確認されました。次回開催はできるだけ多くの委員が出席できる日程で、開催日を調整するとのことです。

2012年10月10日水曜日

私たちの思い 2

くり返しになりますが、私たちは現在の江別小学校が立地する萩ケ岡に統合校を建設して欲しいと願っております。

子どもたちにとってよりよい教育環境とは何でしょうか。学校施設は一度建設すると50年は使用されます。数十年先の状況を予想しながら学校を設計するのは非常に難しいことですが、あらゆることを想定して50年の使用に耐えうる施設を考えなければなりません。確かに現時点での児童数を根拠に、通学距離で統合校の設置場所を決めることは説得力がありますが、最短でも校舎完成は4年後です。学校選択制が採用されている江別市では、4年後ですら、児童数を推計するのは大きな誤差が生じてしまいます。ちなみに、8月27日に行われた第11回の統合委員会で、教育委員会から学校選択制の平成24年度の現状が報告されています。資料は回収されてしまいましたので、数字だけをメモしたものを、以下の表にまとめてみました。
統合後の学校規模を、教育委員会では16から17学級を想定していると江小・三小統合委員会だより第4号に記載があります。さらに続けて、“第三小学校の敷地面積は15,323㎡だが、今年3月に札幌市で開校した厚別区のもみじの森小学校は、17学級で敷地面積は 13,847㎡である。校舎は4階建てで事情は異なるが、学校の建て方によっては、一概に第三小学校の用地は狭いとは言いきれない面もある。しかし、今後、統合校のあり方を検討する中で、学校施設用地として必要が第4号あれば、隣接する郷土資料館等の土地を確保することについて市に求めていく。郷土資料館と現在保健センターの駐車場になっている二番通り側の公共用地を合わせると 25,000 ㎡ほどになるが、郷土資料館の移転は考えていないので、その場合は郷土資料館の用地と調整しながら、学校用地を確保することになる。また、第三小学校と郷土資料館等の間の市道を廃止することになるので、付近住民の理解を得ることが必要になる。 ”としています。
私たちの住んでいる街は札幌市ではありません。江別市です。税金は江別市に払っています。「江別市の教育」平成24年度版資料編によると、江別第三小学校の敷地面積は江別市内でも極端に狭く、他の学校に比べ見劣りするようでは不公平感があります。江別小学校の敷地面積は現状のままでも23,142㎡あり、住民の合意が得られる確証もなしに、苦労して市道を廃止しなくとも児童数500名規模には十分な広さがあります。仮に、市道を廃止し、郷土資料館等の隣接する土地を活用できたとしても、第三小学校の体育館はそのまま活用されるため、校舎の位置は現在と変わりなく、郷土資料館もそのまま残す前提なので、グラウンドもさほど大きくすることは出来ないのではないでしょうか。グラウンドの広さを確保するために校舎を高層階にする事も考えられますが、火災などの災害時の避難経路の確保や、夏の暑さ対策などの観点から、小学校としては好ましくないと思います。地域協議会では、ほぼ同時期に開校した上江別小学校といずみ野小学校を見学しました。その時の参加者は口々に、上江別小学校のように広々とした学校が理想だと語っていました。
江別小学校はたくさんの緑に囲まれ、春は桜、この時期はナナカマドやもみじ、さらには理科園に大きな栗の木があり、たくさんの実をつけます。緑が多いということは、そこへはたくさんの野鳥や昆虫が飛来します。子どもたちは校舎から一歩外に出るだけで、あるいは校舎の中からでも窓越しに、自然にふれあい、季節の移り変わりを肌で感じることができます。それが江別市都市景観賞を頂いた要因の一つであると思います。また、前述の学校選択制の現況を見ると、この江別小学校の学校環境とは無関係ではないように思います。私たちはこうした素晴らしい環境で、江別市の将来を担う子どもたちを学ばせたいと思います。
私たち「江別小学校を守る会」の事務局は江別小学校PTA会長を歴任してきました。その活動は地域に根ざし、恵まれた環境を生かした活動を行なってきました。そのことは江別小学校第二十七代校長であった月田健二教育長も良くご存知のはずです。
現時点での両校の児童数と通学距離を考慮すると第三小学校の場所に統合校を建設するという考えは理解できないわけではありません。ですが、それ以外の要素ではほぼ全てにおいて江別小学校が優位であると思います。通学距離はスクールバスなどの代替え手段がありますが、一度建ててしまった校舎の場所は、50年は移転できません。先日の「私たちの思い 1」でもお伝えしたように、江別小学校はすべての建物が改築対象となるため、国道12号側へ寄せて建て、なおかつ玄関の位置を工夫すれば、50mくらいは近づけることは可能と思います。第三小学校側に統合校が建設されれば、江別小学校に子どもを通わせている親からすれば、失うものばかりで到底納得できるものではありません。
先日社名が変わった「王子エフテックス株式会社 江別工場」もさらなるリストラが囁かれています。街は疲弊するばかりです。江別駅前に立地し、通勤も便利なのですから、環境の良い江別小学校を、地域活性化の起爆剤として、子育てに好適な街を江別市としてもPRすれば良いと思うのですが。

2012年10月2日火曜日

私たちの思い 1

私たちは、現在の江別小学校が立地する萩ケ岡に、学校施設を残して欲しいとの思いから活動しています。ただそれだけです。既存のレンガ校舎も、危険であるならば残念ではありますが解体してもかまいません。校名も130年近い歴史も、必要とあらば新たな校名で、新たな歴史を刻めば良いと思います。

すでに12回も開催されている江別小学校・江別第三小学校統合委員会ですが、議論は平行線をたどっております。江別市教育委員会が統合後の通学距離を根拠に江別第三小学校の場所に統合校を建設したいと考えていることは明白で、「江小・三小統合委員会だより」を第1号から順にお読み頂ければ、提示されている資料や数字が江別第三小学校側に有利なものが多く、特に第3号にある町名別児童数の推計(平成23-29年度)などは学校選択制利用者数が反映されておらず、今年度である平成24年度の推計を、江別小学校190名、江別第三小学校を331名としていますが、今年度5月現在、江別小学校が199名、江別第三小学校が296名と推計とは大きくかけ離れた数字となっています。
また、第4号では、第三小学校の学校用地が江別小学校より狭いことに対して“付近住民の理解を得て第三小学校と郷土資料館等の間の市道を廃止し、隣接する郷土資料館等の土地を確保”とありますが、そのような複雑な手続きをふみ、不確定な要素をあたかも実現できるかの様に提示しています。
防災あんしんマップ えべつ住区」や「江別市防災対策~洪水ハザードマップ」の解釈についても、江別小学校と第三小学校とでは、高低差が4mもあって、江別小学校は浸水することはほぼないにもかかわらず、今回の統合とは関係のない上江別小学校まで引き合いに出してそれよりも第三小学校は高い場所にあるから問題ないとしていますが、統合校の設置場所は現存する2校に限るとしているので、江別小学校と第三小学校を比較して議論しなければならないはずです。

前述の第三小学校を統合校の設置場所とする最大の根拠である通学距離に関してですが、そもそも教育委員会が定めている通学区域の面積が2倍以上も第三小学校のほうが広いので、有利なのは当然なのですが、面積あたりの児童数は199名と296名で2倍とはなっておらず、江別小学校は通学区以内に児童が密集していると言えます。そして第三小学校側に通学するとなると、現在の江別小学校の児童は、ほぼすべての児童が遠くなります。しかし、第三小学校の校区でも、一番町や弥生町の児童は、国道12号を渡ることにはなりますが、江別小学校側へ通学する場合、ほぼ同じ距離になります。このように、通学区域の面積あたりの児童数が多く、江別小学校校区から第三小学校へ通う場合ほぼすべての児童が遠くなり、逆に、第三小学校校区から江別小学校へ通学する場合はすべての児童が遠くなるわけではありません。視点を変えると公平性に欠けると言えます。
さらに付け加えるとすれば、第三小学校は体育館が比較的新しいので、体育館を残したまま校舎を改築することとなります。ですので改築後の校舎もほぼ現在の位置となります。一方、江別小学校は校舎のすべてが改築対象となり、校舎設計の自由度が高いため、玄関の位置も変更することが可能となり、第三小学校側からの通学に配慮した校舎を建設することができます。
耐震構造の校舎は、どちら側に建てても実現できます。江別小学校はさらにプラスアルファの災害へも対応可能です。やはり、広く環境の良い江別小学校が統合校の敵地であると思います。

2012年9月28日金曜日

第13回統合委員会の開催が決まりました


平成24年10月10日(水)午後7時より、 教育庁舎大会議室(江別市高砂町24番地6)において、第13回 江別小学校・江別第三小学校統合委員会が開催されることとなりました。議題は以下の通りです。

(1)統合校の設置場所について
(2)その他

江別市の当初の統合計画よりも大幅に遅れているので、ハイペースで委員会が開催されます。協議は大詰めをむかえております。今回の統合委員会も一般の方の傍聴が可能となる予定です。関心のある方は江別市ホームページ上の「江別市審議会等公開案内」で告知されますので参照の上、足を運んでみてください。

江別市 : 江別市審議会等公開案内

2012年9月24日月曜日

江別第一中学校吹奏楽部 第9回定期演奏会

9月23日(日)は、江別第一中学校吹奏楽部第9回定期演奏会が江別市民会館大ホールで行われました。現在の部員は56名ですが、今週末に行われる文化祭をもって14名の3年生が引退することとなります。

 
 
プログラムは3分編成で行われ、第1部はクラシカルな曲を、第2部はそれに歌が加わり、第3部は耳馴染みのあるポップスを中心に演奏されました。

なかでも第2部での、東日本大震災で被災された方々を応援するために作曲された「祈り」という曲に、会場は一瞬にして魅了されました。ピアノとコントラバスを中心とした静かで優しい演奏をバックに、2年生の女子生徒が透明感のある見事な歌声を披露しました。その歌声は訪れた多くの方々に感動を与えたことと思います。

8月上旬に行われた全日本吹奏楽コンクール札幌地区大会中学校B編成では銀賞に輝き、残念ながら目標としていた全国大会出場とはなりませんでしたが、27名が1年生ということもあり、今後の活躍が楽しみな演奏会となりました。

2012年9月23日日曜日

まだですか?

先日、このブログの投稿“「江小・三小統合委員会だより」第11号について”で指摘いたしました問題視されている掲載内容について、9月19日(水)に行われた第12回江別小学校・江別第三小学校統合委員会のなかで、佐藤哲司教育部長が陳謝したようです。
統合委員会へは、江別条丁目地区を代表して清水裕二第二町内自治会長が委員として参加しておりますので、そのための謝罪であると思われますが、すでに多くの市民が目にした統合委員会だよりですので、やはり同様の文書をホームページに掲載し、配布することで謝罪をするのが筋です。佐藤部長が陳謝した統合委員会から数日が経ちますが、そのような文書はおろか市教委のホームページにすら何の動きもありません。どうせ謝罪するのならば、早いほうが傷口は深くならずに済むと思うのですが。こうした意味での危機管理も全くできていません。もはや江別市教育委員会は、子どもたちの教育を安心して任せておける組織ではありません。

若葉幼稚園の運動会 2012

9月22日(土)は若葉幼稚園(江別市5条5丁目8番地)の運動会でした。例年ご近所である江別小学校のグラウンドで行われています。日差しはまだ暑いくらいの好天に恵まれて、絶好の運動会日和でした。

いつもの土曜日であれば静かなグラウンドも、この日は子どもたちの歓声が響きます。心地の良い秋風に身をおくと、江別小学校の環境の良さをあらためて痛感します。緑が溢れ、街並みよりも一段高い位置にあることで、喧騒は和らぎ、そこだけ別世界であるかのような錯覚をおぼえます。子どもたちの学び舎として、かけがえのない環境であると再認識しました。