2012年10月26日金曜日

「江小・三小統合委員会だより」第13号が発行されました

平成24年10月10日(水)に開催された第13回江別小学校・江別第三小学校統合委員会の模様が記載された「江小・三小統合委員会だより」第13号が発行され、江別市教育委員会のホームページに掲載されておりますのでお知らせいたします。以下のリンクよりご覧ください。すでに対象校と両校区の自治会には配布・回覧されていることと思いますが、改めてお知らせいたします。

江別市教育委員会
http://www.city.ebetsu.hokkaido.jp/kyouiku/index.html

江小・三小統合委員会だより
http://www.city.ebetsu.hokkaido.jp/kyouiku/gakkou/tekisei/eshyo_sanshyo/tougou_iinkai.html

※リンク先PDFファイルをご覧になるにはAdobe Readerが必要です、アドビ社のホームページで無償で配布されています。

2012年10月23日火曜日

中学生からみた江別市 3

9月29日、30日に行われた江別第一中学校の文化祭で展示されていた壁新聞をご紹介しています。最後は3年生の作品になります。
3年1組 玲瓏
3年2組 鳳梨
3年3組 刹那
3年4組 玲瓏
3年5組 紫苑
文字が読みやすいようにファイルサイズを大きくしてあります。PC環境によっては重たいかもしれませんがご了承ください。

さすがに3年生ともなると、切り口が鋭くなってきますね。全学年共通しているテーマは校舎改築、いじめ、エネルギー、街の将来などでしょうか。クラスごとに扱っているテーマは同じでも、彼らなりに問題意識を持ち、それぞれ角度の違う視点から取材し、よくまとめられています。
今年7月には三好昇江別市長を囲んでの「えべつ未来中学生会議」「えべつ未来高校生会議」「えべつ未来大学生会議」などが開催されています。私たち大人たちはこうした子どもたちの主張を、“何も知らない子どもが言ってること”とするのは簡単ですが、将来の江別市を担う子どもたちからの警鐘として謙虚に受け止め、肝に銘じておく必要があります。さもなくば、彼らはこの江別市を見捨て、離れていってしまうに違いありません。
このブログでも何度か指摘していますが、江小・三小統合後の中学校区をどうするのかという議論がほとんどなされていません。現在の江別第一中学校は江別小学校と上江別小学校から600名を超える生徒が通ってきており、市内でも最大規模の中学校となっています。そのうち江別小学校の卒業生は100名ほどで、その割合は1:5ほどで、クラスに5名程度といった状況になります。また、学校選択制を利用した生徒もいるため、ここ数年、中学校区3校PTAが交流・連携を行いながら、いわゆる“中一ショック”対策に様々な取り組みをしてきました。ただでさえ小学校とは環境が大きく変化する上に、大多数が他校からという状況では親子ともに相当なストレスとなります。統合後の中学校は、第一中学校の立地からすると、おそらく一部の児童は第一中学校へ通うこととなると思いますが、学校選択制の利用で、東光町や上江別、高砂町などから通っている児童が江別小学校に多いことから、第三小学校の場所に統合校が建設されれば、現在よりもさらに第一中学校へ通う人数が少なくなることが予想されます。統合にあたって、学校選択制を採用している以上、このように中学校へ通うことへの生徒・保護者の負担もある程度考慮すべきではないかと思います。どうも“学校選択は自己責任でお願いします”などと差別的にバッサリ切り捨てるような気がしてなりません。
子どもたちは見ているのです。江別第一中学校の新校舎がどのように建て替わるのか、いじめに関して市教委がどのような対応をとるのか、災害対策、江小・三小の統合に伴って街がどう変化するのかなど、ある意味子どもたちに試されているのです。

2012年10月22日月曜日

中学生からみた江別市 2

9月29日、30日に行われた江別第一中学校の文化祭で展示されていた壁新聞をご紹介しています。今回は2年生の作品になります。
2年1組 光陰
2年2組 栄光
2年3組 蒲公英
2年4組 喜愛
2年5組 密柑
文字が読みやすいようにファイルサイズを大きくしてあります。PC環境によっては重たいかもしれませんがご了承ください。

2012年10月21日日曜日

中学生からみた江別市 1

少し前のことで恐縮ですが、9月29日、30日に行われた江別第一中学校の文化祭で、生徒たちが書いた壁新聞が展示されおり、目に止まりましたのでご紹介致します。
まずは1年生の作品です。1年生とは思えない、しっかりとした視点と文章で書かれています。
1年1組 優輝
1年2組 宙魅
1年3組 月桂樹
1年4組 蒼天
1年5組 秋桜
1年6組 英雄
文字が読みやすいようにファイルサイズを大きくしてあります。PC環境によっては重たいかもしれませんがご了承ください。

2012年10月13日土曜日

「江小・三小統合委員会だより」第12号が発行されました

平成24年9月19日(水)に開催された第12回江別小学校・江別第三小学校統合委員会の模様が記載された「江小・三小統合委員会だより」第12号が発行され、江別市教育委員会のホームページに掲載されておりますのでお知らせいたします。以下のリンクよりご覧ください。すでに対象校と両校区の自治会には配布・回覧されていることと思いますが、改めてお知らせいたします。

江別市教育委員会
http://www.city.ebetsu.hokkaido.jp/kyouiku/index.html

江小・三小統合委員会だより
http://www.city.ebetsu.hokkaido.jp/kyouiku/gakkou/tekisei/eshyo_sanshyo/tougou_iinkai.html

※リンク先PDFファイルをご覧になるにはAdobe Readerが必要です、アドビ社のホームページで無償で配布されています。

2012年10月12日金曜日

第13回統合委員会が開かれました

10月10日(水)午後7時より、江別市教育庁舎大会議室において、第13回 江別小学校・江別第三小学校統合委員会が開かれました。議題については以下の2点でした。

(1)統合校の設置場所について
(2)その他

前回の統合委員会で合意した江小・三小両校のPTA役員による話し合いが10月5日に行われ、通学距離を重視して現在の第三小学校の場所に統合校を設置する方向で合意されたことが報告されました。これを受けて、次回の第14回統合委員会で最終結論を出すことが確認されました。次回開催はできるだけ多くの委員が出席できる日程で、開催日を調整するとのことです。

2012年10月10日水曜日

私たちの思い 2

くり返しになりますが、私たちは現在の江別小学校が立地する萩ケ岡に統合校を建設して欲しいと願っております。

子どもたちにとってよりよい教育環境とは何でしょうか。学校施設は一度建設すると50年は使用されます。数十年先の状況を予想しながら学校を設計するのは非常に難しいことですが、あらゆることを想定して50年の使用に耐えうる施設を考えなければなりません。確かに現時点での児童数を根拠に、通学距離で統合校の設置場所を決めることは説得力がありますが、最短でも校舎完成は4年後です。学校選択制が採用されている江別市では、4年後ですら、児童数を推計するのは大きな誤差が生じてしまいます。ちなみに、8月27日に行われた第11回の統合委員会で、教育委員会から学校選択制の平成24年度の現状が報告されています。資料は回収されてしまいましたので、数字だけをメモしたものを、以下の表にまとめてみました。
統合後の学校規模を、教育委員会では16から17学級を想定していると江小・三小統合委員会だより第4号に記載があります。さらに続けて、“第三小学校の敷地面積は15,323㎡だが、今年3月に札幌市で開校した厚別区のもみじの森小学校は、17学級で敷地面積は 13,847㎡である。校舎は4階建てで事情は異なるが、学校の建て方によっては、一概に第三小学校の用地は狭いとは言いきれない面もある。しかし、今後、統合校のあり方を検討する中で、学校施設用地として必要が第4号あれば、隣接する郷土資料館等の土地を確保することについて市に求めていく。郷土資料館と現在保健センターの駐車場になっている二番通り側の公共用地を合わせると 25,000 ㎡ほどになるが、郷土資料館の移転は考えていないので、その場合は郷土資料館の用地と調整しながら、学校用地を確保することになる。また、第三小学校と郷土資料館等の間の市道を廃止することになるので、付近住民の理解を得ることが必要になる。 ”としています。
私たちの住んでいる街は札幌市ではありません。江別市です。税金は江別市に払っています。「江別市の教育」平成24年度版資料編によると、江別第三小学校の敷地面積は江別市内でも極端に狭く、他の学校に比べ見劣りするようでは不公平感があります。江別小学校の敷地面積は現状のままでも23,142㎡あり、住民の合意が得られる確証もなしに、苦労して市道を廃止しなくとも児童数500名規模には十分な広さがあります。仮に、市道を廃止し、郷土資料館等の隣接する土地を活用できたとしても、第三小学校の体育館はそのまま活用されるため、校舎の位置は現在と変わりなく、郷土資料館もそのまま残す前提なので、グラウンドもさほど大きくすることは出来ないのではないでしょうか。グラウンドの広さを確保するために校舎を高層階にする事も考えられますが、火災などの災害時の避難経路の確保や、夏の暑さ対策などの観点から、小学校としては好ましくないと思います。地域協議会では、ほぼ同時期に開校した上江別小学校といずみ野小学校を見学しました。その時の参加者は口々に、上江別小学校のように広々とした学校が理想だと語っていました。
江別小学校はたくさんの緑に囲まれ、春は桜、この時期はナナカマドやもみじ、さらには理科園に大きな栗の木があり、たくさんの実をつけます。緑が多いということは、そこへはたくさんの野鳥や昆虫が飛来します。子どもたちは校舎から一歩外に出るだけで、あるいは校舎の中からでも窓越しに、自然にふれあい、季節の移り変わりを肌で感じることができます。それが江別市都市景観賞を頂いた要因の一つであると思います。また、前述の学校選択制の現況を見ると、この江別小学校の学校環境とは無関係ではないように思います。私たちはこうした素晴らしい環境で、江別市の将来を担う子どもたちを学ばせたいと思います。
私たち「江別小学校を守る会」の事務局は江別小学校PTA会長を歴任してきました。その活動は地域に根ざし、恵まれた環境を生かした活動を行なってきました。そのことは江別小学校第二十七代校長であった月田健二教育長も良くご存知のはずです。
現時点での両校の児童数と通学距離を考慮すると第三小学校の場所に統合校を建設するという考えは理解できないわけではありません。ですが、それ以外の要素ではほぼ全てにおいて江別小学校が優位であると思います。通学距離はスクールバスなどの代替え手段がありますが、一度建ててしまった校舎の場所は、50年は移転できません。先日の「私たちの思い 1」でもお伝えしたように、江別小学校はすべての建物が改築対象となるため、国道12号側へ寄せて建て、なおかつ玄関の位置を工夫すれば、50mくらいは近づけることは可能と思います。第三小学校側に統合校が建設されれば、江別小学校に子どもを通わせている親からすれば、失うものばかりで到底納得できるものではありません。
先日社名が変わった「王子エフテックス株式会社 江別工場」もさらなるリストラが囁かれています。街は疲弊するばかりです。江別駅前に立地し、通勤も便利なのですから、環境の良い江別小学校を、地域活性化の起爆剤として、子育てに好適な街を江別市としてもPRすれば良いと思うのですが。

2012年10月2日火曜日

私たちの思い 1

私たちは、現在の江別小学校が立地する萩ケ岡に、学校施設を残して欲しいとの思いから活動しています。ただそれだけです。既存のレンガ校舎も、危険であるならば残念ではありますが解体してもかまいません。校名も130年近い歴史も、必要とあらば新たな校名で、新たな歴史を刻めば良いと思います。

すでに12回も開催されている江別小学校・江別第三小学校統合委員会ですが、議論は平行線をたどっております。江別市教育委員会が統合後の通学距離を根拠に江別第三小学校の場所に統合校を建設したいと考えていることは明白で、「江小・三小統合委員会だより」を第1号から順にお読み頂ければ、提示されている資料や数字が江別第三小学校側に有利なものが多く、特に第3号にある町名別児童数の推計(平成23-29年度)などは学校選択制利用者数が反映されておらず、今年度である平成24年度の推計を、江別小学校190名、江別第三小学校を331名としていますが、今年度5月現在、江別小学校が199名、江別第三小学校が296名と推計とは大きくかけ離れた数字となっています。
また、第4号では、第三小学校の学校用地が江別小学校より狭いことに対して“付近住民の理解を得て第三小学校と郷土資料館等の間の市道を廃止し、隣接する郷土資料館等の土地を確保”とありますが、そのような複雑な手続きをふみ、不確定な要素をあたかも実現できるかの様に提示しています。
防災あんしんマップ えべつ住区」や「江別市防災対策~洪水ハザードマップ」の解釈についても、江別小学校と第三小学校とでは、高低差が4mもあって、江別小学校は浸水することはほぼないにもかかわらず、今回の統合とは関係のない上江別小学校まで引き合いに出してそれよりも第三小学校は高い場所にあるから問題ないとしていますが、統合校の設置場所は現存する2校に限るとしているので、江別小学校と第三小学校を比較して議論しなければならないはずです。

前述の第三小学校を統合校の設置場所とする最大の根拠である通学距離に関してですが、そもそも教育委員会が定めている通学区域の面積が2倍以上も第三小学校のほうが広いので、有利なのは当然なのですが、面積あたりの児童数は199名と296名で2倍とはなっておらず、江別小学校は通学区以内に児童が密集していると言えます。そして第三小学校側に通学するとなると、現在の江別小学校の児童は、ほぼすべての児童が遠くなります。しかし、第三小学校の校区でも、一番町や弥生町の児童は、国道12号を渡ることにはなりますが、江別小学校側へ通学する場合、ほぼ同じ距離になります。このように、通学区域の面積あたりの児童数が多く、江別小学校校区から第三小学校へ通う場合ほぼすべての児童が遠くなり、逆に、第三小学校校区から江別小学校へ通学する場合はすべての児童が遠くなるわけではありません。視点を変えると公平性に欠けると言えます。
さらに付け加えるとすれば、第三小学校は体育館が比較的新しいので、体育館を残したまま校舎を改築することとなります。ですので改築後の校舎もほぼ現在の位置となります。一方、江別小学校は校舎のすべてが改築対象となり、校舎設計の自由度が高いため、玄関の位置も変更することが可能となり、第三小学校側からの通学に配慮した校舎を建設することができます。
耐震構造の校舎は、どちら側に建てても実現できます。江別小学校はさらにプラスアルファの災害へも対応可能です。やはり、広く環境の良い江別小学校が統合校の敵地であると思います。