2011年12月28日水曜日

第5回統合委員会の開催が決まりました

平成24年1月16日(月)午後7時より、 江別市勤労者研修センター 2階研修室2号において、第5回 江別小学校・江別第三小学校統合委員会が開催されることとなりました。議題は以下の通りです。

(1)統合校の設置場所について
(2)その他

不可解な第4回統合委員会をうけ、具体的かつ現実的な統合校の設置場所を決めていく段階に入ります。地域協議会では“統合ありき”で結論が出された感じがありましたが、統合委員会では地域協議会で議論が不十分であった事項も十分に協議し、公正な判断の上で結論を出してもらいたいと思います。なお、今回の統合委員会も一般の方の傍聴が可能となっております。今回は核心に迫る議論がなされると思いますので、関心のある方は江別市ホームページ上の「江別市審議会等公開案内」で告知されますので参照の上、足を運んでみてはいかがでしょうか。

江別市 : 江別市審議会等公開案内

2011年12月17日土曜日

「江小・三小統合委員会だより」第4号が発行されました

平成23年11月29日(火)に開催された第4回江別小学校・江別第三小学校統合委員会の模様が記載された「江小・三小統合委員会だより」第4号が発行され、江別市教育委員会のホームページに掲載されておりますのでお知らせいたします。以下のリンクよりご覧ください。すでに対象校と両校区の自治会には配布・回覧されていることと思いますが、改めてお知らせいたします。

江別市教育委員会

江小・三小統合委員会だより

※リンク先PDFファイルをご覧になるにはAdobe Readerが必要です、アドビ社のホームページで無償で配布されています。

2011年12月11日日曜日

学校選択制

先日、次期大阪市長に就任する「大阪維新の会」の橋下徹代表が、学校選択制の導入を検討していることが報道され、にわかに注目を集めています。
江別市も2005年(平成17年)度から導入し、すでに6年が経過していますが、特に混乱もなく、アンケート結果などからも概ね保護者には好評のようです。江別市の場合は隣接する区域に限り選択が可能とし、受け入れ人数にも一定の制限を設けていることなどから、選択される学校が、特定の学校に偏るなどの弊害がおきにくいためと思われます。
他方で、様々な問題点も浮き彫りになりつつあり、東京都江東区では、2008年(平成20年)度より、それまで広く認めていた選択範囲を、地域コミュニティーの崩壊を招くおそれがあるなどとして、「徒歩圏に限り」との条件を設定したのを始め、本年度から群馬県前橋市では、やはり地域コミュニティーの希薄化や、登下校時の安全性の確保が難しいなどの理由から、事実上の廃止としました。
江別市も、今後学校の統廃合が進んでくると、様々な問題がおきてこないとも限りません。“市民が望んだ”と声高に、学校選択制の制度そのものを、都合よく教育行政の失策の言い訳に利用することの無いよう、明確な教育ビジョンのもとに、柔軟な制度の検証と見直しを図ってもらいたいと思います。決して大人の都合で、子どもたちが翻弄されることの無いようお願いいたします。

文部科学省 学校選択制について : http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/gakko-sentaku/
Wikipedia 公立学校選択制 : 
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E9%81%B8%E6%8A%9E%E5%88%B6
江別市教育委員会 学校選択制 : http://www.city.ebetsu.hokkaido.jp/kyouiku/gakkou/sentaku/seido/top.html
江東区教育委員会 : http://www.city.koto.lg.jp/ac/kyoiku/
前橋市教育委員会 : http://www.city.maebashi.gunma.jp/kurashi/230/257/001/p000470.html

2011年12月4日日曜日

第4回統合委員会が開かれました

11月29日(火)午後7時より、江別市コミュニティセンター 研修室2・3号において、第4回 江別小学校・江別第三小学校統合委員会が開かれました。今回は3名の欠席があり、委員17名と教育委員会4名の出席で行われました。今回も一般傍聴者が5名おりました。議題については以下の2点でした。

(1)統合校の設置場所について
(2)その他

上記のように、議題の提示があったにも関わらず、今回の委員会は議論をほとんどせず、事務局からの説明が主でした。まず、前回の統合委員会で統合校の設置場所について、両校の現在地以外の第三の候補地の存在が問題になりましたが、現実的にはありえないことが報告され、今後は両校の現在地の中で検討していくことが確認されました。また、当初困難と説明していた第三小学校に隣接する郷土資料館とその隣りの市有地も、必要とあらば統合校用地として転用が可能あると説明を覆し、さらに、水害を繰り返してきた歴史をもつ江別市においては、学校を建設するうえで高台であることは有利な条件ではありますが、再び「防災あんしんマップ(えべつ住区版)」を配布した上で、ハザードマップ作成の前提条件となっている“石狩川流域の3日間の総雨量が260mmを超える大雨”というのは150年に一度起こるかどうかという災害を想定しているし、近年は堤防も強化されているので、現実的にはほとんど起こりえないと説明し、江別小学校よりも海抜で4mも低い位置にある第三小学校であっても特に問題ないとしました。国道12号にある“競馬場通り地下歩道”と“公園通り地下歩道”に関しても、江別警察署で事件があったとの報告は一度もなく、定期的に江別市でも清掃をしており、耐震性も問題なく安全であると説明しました。
これらの説明を踏まえて、それぞれ委員の母体となる組織に持ち帰って意見集約をした上で、第5回統合委員会の開催を12月中旬から下旬に開催することが確認されました。

私感ではありますが、統合校の設置場所として現江別小学校に傾きかけていた議論のながれを、意図的に方向転換させられたような感じがありました。150年に一度の災害なのでほとんど起こりえないと言われても、現に想定外の災害が起こったのが3.11の東日本大震災であり、身近な所では今年8月にあった“ゲリラ豪雨”でも、予想もしない冠水が市内各所で起こりました。あらゆる可能性を考慮し、出来うる限り安全な場所に統合校を設置することが、子供たちの笑顔を、さらには街の笑顔を守ることにつながると思うのですが。