2011年12月4日日曜日

第4回統合委員会が開かれました

11月29日(火)午後7時より、江別市コミュニティセンター 研修室2・3号において、第4回 江別小学校・江別第三小学校統合委員会が開かれました。今回は3名の欠席があり、委員17名と教育委員会4名の出席で行われました。今回も一般傍聴者が5名おりました。議題については以下の2点でした。

(1)統合校の設置場所について
(2)その他

上記のように、議題の提示があったにも関わらず、今回の委員会は議論をほとんどせず、事務局からの説明が主でした。まず、前回の統合委員会で統合校の設置場所について、両校の現在地以外の第三の候補地の存在が問題になりましたが、現実的にはありえないことが報告され、今後は両校の現在地の中で検討していくことが確認されました。また、当初困難と説明していた第三小学校に隣接する郷土資料館とその隣りの市有地も、必要とあらば統合校用地として転用が可能あると説明を覆し、さらに、水害を繰り返してきた歴史をもつ江別市においては、学校を建設するうえで高台であることは有利な条件ではありますが、再び「防災あんしんマップ(えべつ住区版)」を配布した上で、ハザードマップ作成の前提条件となっている“石狩川流域の3日間の総雨量が260mmを超える大雨”というのは150年に一度起こるかどうかという災害を想定しているし、近年は堤防も強化されているので、現実的にはほとんど起こりえないと説明し、江別小学校よりも海抜で4mも低い位置にある第三小学校であっても特に問題ないとしました。国道12号にある“競馬場通り地下歩道”と“公園通り地下歩道”に関しても、江別警察署で事件があったとの報告は一度もなく、定期的に江別市でも清掃をしており、耐震性も問題なく安全であると説明しました。
これらの説明を踏まえて、それぞれ委員の母体となる組織に持ち帰って意見集約をした上で、第5回統合委員会の開催を12月中旬から下旬に開催することが確認されました。

私感ではありますが、統合校の設置場所として現江別小学校に傾きかけていた議論のながれを、意図的に方向転換させられたような感じがありました。150年に一度の災害なのでほとんど起こりえないと言われても、現に想定外の災害が起こったのが3.11の東日本大震災であり、身近な所では今年8月にあった“ゲリラ豪雨”でも、予想もしない冠水が市内各所で起こりました。あらゆる可能性を考慮し、出来うる限り安全な場所に統合校を設置することが、子供たちの笑顔を、さらには街の笑顔を守ることにつながると思うのですが。

1 件のコメント:

  1. 150年に一度?以前の川の大氾濫はいつだったのでしょう?
    それから何年経ったのでしょう?わかった振りをして数字を言葉にするのであれば是非根拠や出典を示してほしいものであります。科学的な話をしましょうや!それにしてもうまい事を言うものですね。感心します!江別市の説明を聞いて、どこかで聞いた感じと思いきや例のT電力会社の「不測」の事態答弁に非常に似ております。

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