2010年4月23日金曜日

江別第一中学校のレンガ校舎

1951年(昭和26年)建築の江別第一中学校のレンガ校舎。扇形に弧を描いた特徴的な校舎は、北海道大学建築工学科の(故)大野和男先生の設計、清水建設北海道支店の施工によるもので、文部省のモデル校舎に指定されていました。レンガと鉄筋コンクリートとの複合構造で、その設計思想は、大野先生ご自身にによる資料が残されています。

今なお、その堂々たる姿を見学に訪れる方が後を絶たないそうです。校舎内を案内することも珍しくないと、江別第一中学校の先生が話されておりました。

現在、600名を超える生徒が在籍しているため、鉄筋コンクリート造りで増築されている部分もありますが、メインの校舎は当時のまま、レンガの街を象徴する建造物の一つとして市民に親しまれ、なおも歴史を刻み続けています。

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