2012年1月23日月曜日

“人災否定できず”

東日本大震災の津波で、多くの犠牲者を出した宮城県石巻市の大川小学校で、22日(日)、3回目の説明会が開かれたとの報道がありました。これを教訓に、“想定外”や“起こるはずがない”という認識は改めるべきでしょう。被害が出てからでは遅いのです。

NHK : 大川小が謝罪“人災否定できず”

2012年1月22日日曜日

第5回統合委員会が開かれました

1月16日(月)午後7時より、江別市勤労者研修センター 2階研修室2号において、第5回 江別小学校・江別第三小学校統合委員会が開かれました。悪天候と小学校も冬休みということもあってか、今回は9名の欠席があり、委員11名と教育委員会4名の出席で行われました。今回も一般傍聴者が3名おりました。議題については以下の2点でした。

(1)統合校の設置場所について
(2)その他

まず、市教委より配布された資料「学校選択制による8年間の実績」の説明があり、江別小学校から他校を選択して減った人数の総計が11名、第三小学校の他校選択により減った人数の総計は55名、逆に、江別小学校を選択して増えた人数の総計が43名、第三小学校を選択して増えた人数の総計は6名となっており、居住地別では東光町や上江別東町などが江小へ、弥生町が中央小へ。また三小は篠津からの選択が多く、牧場町がいずみ野と中央小へ、元町が中央小へ多く選択される傾向にあるとの説明でした。
つづき、地下歩道の除雪についても説明があり、ロードヒーティングが設置され、定期的に委託業者が除雪作業をしているので、特に心配はいらないとのことでした。また、再度江別警察署に確認し、犯罪に関しては被害届のあった記録がなく、危険であるとの認識はないとのことでしたが、委員から、被害届が出ているものが犯罪の全てではないとの厳しい意見があり、防犯対策の強化をお願いすることが確認されました。
さらに、前回の委員会で質問が出ていた萩ケ岡児童センターについて、児童センターの定義としては、学校からの帰宅後の利用を前提とし、地域に設置するものであって学区に縛られるものではない。よって、たまたま江別小学校に隣接されていて、放課後児童会である萩ケ岡児童クラブが施設を利用しているとの説明でした。統合校が三小に設置された場合、放課後児童会に関しては希望者数に応じて検討し設置するとのことでした。なお、児童センターや放課後児童会に関してはこちらを参照ください。
以上のような説明の後、教員を除く委員から、統合校設置場所に関する意見を出し合いました。やはり、大きく意見は分かれ、日々の通学の安全という観点から、両校区の中心に近い場所に位置する現在の第三小学校の場所が適切とする意見と、立地条件の安全という観点から、現在の江別小学校の場所とする意見に大別されます。ある委員から、場所を議論する上で今後数年先に通学区域の見直しをすることはないのかとの質問が出されましたが、市教委からは”何とも言えない”との歯切れの悪い回答がありました。
今回は欠席者も多かったことから、次回は2月中に開催し、今回出された統合校設置の敵地とする具体的な根拠を精査し、議論を深めながら合意を目指すことが確認され終了しました。

2012年1月9日月曜日

江別市街地自治会連合協議会 新年懇親会

1月8日(日)午後6時より江別市コミュニティセンターにおいて、江別駅前地区の五つの自治会が、例年合同で開催しております「江別市街地自治会連合協議会 新年懇親会」に行ってきました。

冒頭の清水裕二江別市街地自治会連合協議会会長の挨拶の中で、まずは東日本大震災の犠牲者に対し、参加者全員で黙祷を捧げ、お話の中でも触れておりましたが、明日起こるかもしれない災害への備えと、災害に強く、子どもたちの笑顔あふれる街づくりを行なっていく旨の決意と、その実現には江別小学校の萩ケ岡における存続が不可欠であることが語られました。やはり多くの地元住民が江別小学校を中心とした街づくりを切望している声が、会場にお越しの方々からも聞かれました。幾度もの災害を経験してきたこの地域の方々にとっては、東日本大震災を目の当たりにしたいま、高台にある江別小学校を避難所と捉えた街づくりは当然とも言えます。来賓として今年も江別市長の出席はなく、佐々木雄二副市長が代理で来られてご挨拶頂きましたが、江別小学校の件に触れることはありませんでした。毎年開催されているこの新年懇親会に、三好昇江別市長は、就任以来一度も出席されたことはありませんが、市民の声を直に聞く格好の機会であるはずなのに、なぜ出席されないのでしょうか。
来る1月16日(月)に第5回江別小学校・江別第三小学校統合委員会が開かれますが、このような形で地元自治会として江別小学校の萩ケ岡への存続を切望する声が上がっていることと、当会の署名活動で頂いたたくさんの地元の方々の署名を無視するようなことのよう、委員の方々は慎重な議論をお願いいたします。

2012年1月5日木曜日

あけましておめでとうございます

2012年がスタートしました。昨年は署名活動をはじめ、皆さまには大変お世話になりありがとうございました。3.11の東日本大震災以降、地域コミュニティとの協働による学校の防災機能の強化が重要視されています。昨年は“想定外”という言葉をよく見聞きしましたが、その“想定外”を言い訳とし、さらなる犠牲者が出ることは許されることではありません。多くの検証データをもとに、あらゆる可能性を想定し、出来うる限り安全で安心な学校づくり、まちづくりを進めてゆくスタートの年となることを願うばかりです。