江別小学校の体育館入口の向かいに、屯田兵第三大隊本部火薬庫があります。
1887年(明治20年)現江別小学校の地に屯田兵第三大隊本部が置かれました。その付属施設として1886年(明治19年)に建てられたと推定されています。その後1899年(明治32年)、江別小学校の前身である江別尋常高等小学校が開校した際に泰安殿として戦後まで使用され、1952年(昭和27年)の校舎改築の際に現在地に移設されました。建築面積約15平方メートル(4.5坪)の建物は、江別では珍しい瓦葺切妻屋根をもち、江別市最古のレンガ建造物として、1971年(昭和46年)8月12日に江別市指定文化財に指定されています。使用されたレンガは、ところどころに「S」の刻印が見受けられることから、白石の鈴木煉瓦製と言われています。
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