2011年10月31日月曜日

銀杏並木

江別小学校からほど近い鉄西線。弥生町から野幌駅にかけての街路樹の銀杏並木が見頃です。多少色づきにむらがありますが、この先雪がふることを考えると、やはり今が見頃でしょう。

ここは江別小学校の通学路になっているため、普段は朝夕に子供たちの姿を見かけますが、10月30日(土)は学芸発表会が行われ、振替休日の今朝は、この銀杏並木も静かな朝を迎えていることでしょう。この素敵な銀杏並木も、これから雪が降ると一転して子供たちにとっては見通しの悪い危険な道となります。クルマを運転するドライバーにとっては、見通しの良い通りなのでスピードを上げがちですが、歩行者の視点で子供たちへの配慮を心がけたいものです。

2011年10月25日火曜日

弁天丸体験乗船

10月22日(土)、あいにくの雨模様の中、北海道開発局札幌開発建設部が所有する調査船「弁天丸」に体験乗船してきました。江別河川防災ステーションを出発し、石狩川を石狩大橋、新石狩大橋とくぐり、篠津川との合流付近まで下って引き返してくる、往復約50分の乗船でした。

川から見る江別市、特に隣接する王子特殊紙(株)江別工場や工業団地、ヤツメウナギに代表される水辺の動植物の生態などが見所ですが、いかんせん天候不良で視界も悪く、残念ながら普段は頻繁に見かけることのできる動物たちも、姿を表すことはありませんでした。

ですが、さすがに総延長268Kmは、信濃川、利根川についで国内第3位、流域面積14,330平方kmは、利根川についで国内第2位の大河川です。幅約400mを流れる水量の迫力には圧倒されます。

私たちの暮らしと川は深い関わりをもち、まちの成り立ちや自然、産業、文化などに影響を与えながら現在の私たちのまち江別がここにあります。(財)石狩川振興財団が、この魅力を後世に引き継いでいく活動として「石狩川エコミュージアム」を推進しています。まちと川全体を博物館と考え、そこにある自然、文化、生活が陳列物ととらえます。いつもとはまた違った角度から、江別市の魅力を再発見させられた体験でした。

江別河川防災ステーション : http://www.city.ebetsu.hokkaido.jp/bousai/station/index.html
北海道開発局 札幌開発建設部 : http://www.sp.hkd.mlit.go.jp/index.html
調査船「弁天丸」を活用した体験学習について : http://www.sp.hkd.mlit.go.jp/kasen/14manabu/06benten/index.html
財団法人 石狩川振興財団 : http://www.ishikari.or.jp/index.html
石狩川エコミュージアム : http://www.ishikari.or.jp/ekomuseum/e010index.html

2011年10月22日土曜日

三校PTAミニバレー交流大会

10月19日(水)、江別小学校・上江別小学校・江別第一中学校の三校PTAの交流事業として、ミニバレーボール大会が上江別小学校体育館で行われました。80名ほどの保護者・教員等の各校PTA会員が集まり、一日限りの混成チームをつくり、対抗戦を行いました。予想外の盛り上がりで、さわやかな汗をかくひとときとなりました。

昨年までは、小学校6年生を対象に、中学校の体験授業と、部活動見学を行なっていました。今年は趣旨をPTA会員の交流に主眼を置き、企画されました。とはいえ、夜の開催ということもあり、子どもたちもたくさん来ており、大人たちのゲームの合間に、体育館をところ狭しと走り回っていました。次回の開催があるとすれば、子どもたちのチームをつくり、一緒にゲームができると良いかもしれません。

この三校交流事業も今年で4年目を迎え、軌道に乗りつつあります。個人情報の保護やプライバシー保護の観点から、PTA活動や自治会活動の運営が難しくなりつつある昨今、地域一体となって、子どもたちの健全育成に取り組む事業として、ますます発展していくことを願っております。

2011年10月18日火曜日

こんなものでしょうか?

3年に一度実施されている江別市都市景観賞を、昨年受賞した江別小学校ですが、その景観賞受賞を掲示したプレートがあるのを見つけました。いつ頃設置されたのでしょうか。

今春頃からあるという話は聞いていましたが、どこにあるのか全く気づきませんでした。どこにあると思いますか。確かに正面玄関にありました。

設置場所も適切だと思います。ですが問題はサイズです。あまりにも小さく、目立たないと思いませんか。確かに民間の小さな建造物であれば問題ないかと思います。おそらくその配慮から統一された大きさであると推測されます。私たちはこの江別市都市景観賞受賞を誇りに思っています。たとえ近い将来取り壊されようと、卒業生や地域の人たち、ゆかりのあるよりたくさんの人たちにとって、記憶に残るものであって欲しいと思います。

2011年10月15日土曜日

江別市PTA連合会 研究大会

本日、江別市PTA連合会研究大会の講演会に参加してきました。「夢に向かって ~ロンドンへの道」と題して、江別市在住で現役の陸上選手である北風沙織(北海道ハイテクAC)さんをお迎えしての講演でした。大麻小学校に通い、4年生の頃から陸上を始め、大麻中学校3年の時に全国中学女子100mで優勝。その後も数々の輝かしい記録を残すも、2008年頃より左脛の疲労骨折などの故障で、3度の手術とリハビリを経験し、ロンドンオリンピックへ向けて日々練習に励んでいらっしゃいます。想像以上に小柄で、どこからそんなパワーが湧いてくるのでしょうか。ご本人も話されていましたが、笑顔を絶やさない心がけがその源に違いありません。苦しい時こそ笑顔で、そこから可能性がひらけて来ると。講演も、終始笑顔で語りかけるように話されているのが印象的でした。ロンドンオリンピックの代表入りはもちろんのこと、江別市民として今後の活躍を期待せずにはいられません。

北風沙織 - Wikipedia : http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E9%A2%A8%E6%B2%99%E7%B9%94
北海道ハイテクACブログ : http://ameblo.jp/hht-hac/

2011年10月10日月曜日

秋の萩ケ岡

すっかり秋らしくなってきました今日この頃、江別小学校へ行って来ました。体育の日で休日のため、大変静かな校庭です。木々も色づき始め、静けさも相まって秋の深まりを感じます。

前庭にある大かなナナカマドも真っ赤な実をつけています。花壇にはまだ花が咲いていますので、いま時期は両方が楽しめます。

紅葉も赤くなり始めています。美しいと呼ぶにはまだ早いですが、先程も触れましたが、目を足元に移せば、まだ花々が季節を惜しむかのように鮮やかに咲いています。

校舎裏の通称“理科園”にある大きな栗の木。今年もたくさんの実が実っていました。ほとんど枝には残っていませんでしたが、辺り一面には落ちた栗がひろがっています。

写真を撮っている間にも、栗の実が落ちる瞬間を目撃しました。頭の上に落ちて来なかったのが幸いでしょうか。身近に秋を感じることのできる環境が、この萩ケ岡に、小学校とともにあり続けて欲しいと感じました。

2011年10月8日土曜日

第64回江別第一中学校文化祭

10月に入り急に肌寒くなり秋の深まりを感じます。そんな10月1・2日の二日間、江別第一中学校では第64回文化祭が行われました。

江別第一中学校は生徒数613名で、現在、江別市内に9校ある中学校の中で最大規模となっています。ですので文化祭も大変賑やかで、生徒たちの取り組みも多岐にわたります。

中でもクラス対抗の合唱コンクールが最も注目を集めますが、「壁新聞」、「パネル」、「学年発表」、「ステージ発表」などがあり、先日定期演奏会を行なった吹奏楽部も、3年生最後のステージにのぞみます。

「壁新聞」は例年、一定のテーマに沿った記事を主題に、様々な視点から取り組まれます。今年のテーマは「国際理解、国際協力に関わる話題」です。

非常に大きなテーマのせいか、17クラスでほとんど重複しない内容となっていました。また、子どもたちの鋭い視点と、大人であれば躊躇しがちな話題にも、積極的に取り組む姿勢が目に止まりました。

「パネル」は、今年の文化祭全体のテーマでもある「EXTREME~極限~」を、クラスごとに描いています。金賞を受賞した3年2組の「I will tell in the future」は、過去の忌まわしい経験から未来へ託される僅かな希望、二度と同じ過ちを繰り返さないために、その希望を、私たちはどんな事があっても後世に伝えていかなければなりません。そんな思いが感じ取れます。

「学年発表」では、3年生が縦6.5m×横10mの大きな絵を、1cm×1cm四方のマスに色を塗り表現した「デジタルモザイク」を製作し、体育館に展示されていました。修学旅行での集合写真ですが、離れて見ると不思議と一人ひとりの表情までわかります。

PTAではバザーを開催していましたが、生徒数が多い上に来場者も相当数訪れるため、大変な賑わいでした。札幌市内の中学校では、学校祭や文化祭を縮小し簡略化する傾向にあるようですが、歴史と伝統ある江別第一中学校の文化祭は、子どもたちと一緒に楽しむことができる行事として、いつまでも変わらず在り続けて欲しいと思います。