2010年6月17日木曜日

二宮尊徳先生幼児之像

以前ご紹介いたしました火薬庫のそばに、昨今の校庭では見かけなくなりましたいわゆる”二宮金次郎像”があります。”二宮尊徳”が本名、”金次郎”は通称で、正確な表記は”金治郎”とWikipediaにあります。実際、台座には「二宮尊徳先生幼時之像」と彫られています。

現在江別小学校にある二宮尊徳先生幼時之像は2007年(平成19年)に、修復・寄贈されたものです。詳しくは江別小学校ホームページのこちらを御覧下さい。

昭和初期頃より戦後にかけて、各地で多く建てられるようになり、小学校の校庭においては馴染みの深い存在になりました。しかし、薪を背負い読書をしながら歩いた事実が確認できないことや、子どもたちが像と同様に、歩きながら読書をすると交通安全上問題があるとの指摘から、次第に取り壊されるようになり、今では貴重な存在となりつつあります。

江別小学校のように、損傷が激しかった像を、歴代のPTA関係者や地域の人たちが寄付をして修復するという活動は、街の発展とともに124年の歴史を歩んできた江別小学校ならではと言えるのではないでしょうか。

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