統合案賛成を報告 江別小と江別第三小地域協が教育長に
江別小と江別第三小の統合案を話し合ってきた適正配置地域協議会の支部英孝代表らが22日、市教委を訪れ、統合案に賛成することでまとまった協議会の結果を月田健二教育長に正式報告した。
訪れたのは支部さんのほか、ともに同協議会副代表で江別小PTA会長の石垣健一さん、第三小PTA会長の安孫子俊之さんの計3人。支部さんらは、当初は統合反対の声が根強かったが、市内にある近代的な校舎の見学などを通じて少しずつ賛成意見が多くなっていった経緯を説明。「江別として誇れる新校舎の建設を進めてほしい」と述べた。
報告書を受け取った月田教育長は「難しい問題を議論していただき感謝します。さらに(市教委)内部で協議を進めていきます」と述べた。
報告書では、両校の統合について「やむを得ないものであり、統合し校舎を建て替えるべきである」とした。統合時期や場所などについては、今後設置される統合委員会の協議にゆだねるが「これまでの(地域協議会の)協議を通じて各委員から出された意見を十分踏まえて」と注文をつけた。
地域協議会は昨年5月、両小PTAや関係自治会などの計18人で発足。統合案の是非について6回にわたって議論を重ね、今月7日夜の会合で統合賛成で合意した。
市教委は新年度の早い段階に、統合条件などを話し合う統合委員会を立ち上げたい意向だ。