2012年11月23日金曜日

江別小学校の学芸発表会

11月17日は江別小学校の学芸発表会でした。例年の学芸発表会とは違った空気を感じたのは私だけでしょうか。帰り際におやじの会創設当時から一緒に活動させて頂いたお父さんから、引越し、転校することを明かされましたのでなおさらです。

 1年生のによる開会のあいさつのあと、元気の良い歌と器楽演奏が披露されました。入学して半年間の成長はめまぐるしいものがあります。1年生であろうと、江小っ子として誇りを持ってステージに立つその姿は、微笑ましくもあり、親としては子どもの成長を喜び、感動する瞬間です。それは親でなくても涙するものです。
加えて、やはり失くなりゆくであろう江別小学校を忍び、あと何度この光景を目にすることが出来るのだろうという寂しさと、子どもたちが誇りとし、大好きな江別小学校を守ってあげられなかったことに、残念な思いと申し訳ない気持ちで、なおさら涙がこみ上げきました。最後まで観覧の予定でしたが、とても我慢できなくなり、途中で帰って来てしまいました。

先日、このブログの「学校がなくなるということ」という投稿の中で、江小が大好きな1年生のエピソードをご紹介いたしましたが、今の1・2年生はおそらく、統合と新校舎完成までのすべてのプロセスを経験するであろう過酷な将来が待ち受けています。“江別小学校を卒業したい”“江別小学校が大好き”と目を輝かせている子どもたちを見ていると、そう思ってくれる子どもたちを育てることが、本来江別市の教育として目指すべきところであり、その役割を江別小学校は果たしてきたということを物語っています。私たちはそんな江別小学校の歴史に、PTA会長として関わり、その職を歴任して来れたことを嬉しく、誇りに思います。その思いを何とか統合校へつなげられないものでしょうか。

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