2011年3月27日日曜日

署名活動を始めます

かねてより準備してまいりましたが、ようやくお知らせ出来るまでに至りました。以下に要約した趣旨を記載いたしましたが、限られたスペースでは語りきれないほどの思いが私たちにはあります。 趣旨にご賛同いただける方の署名をお願いいたします。


「江別小学校を萩ヶ岡に!」残すことを求める請願署名
【趣  旨】
少子化問題になんら解決策を見出せないまま、全国・全道的に公立学校の統廃合が進み「母校がなくなる」状況が数多く見受けられます。江別市も例外ではなく、昨年来より江別小学校と江別第三小学校の統合問題が地域協議会で議論され、統合の方向で結論が出されました。
江別小学校区のみならず、広く地域の方々や多くの同窓生など、江別小学校にゆかりのある皆様の意を受けて、近年の江別小学校PTA会長経験者有志4名を発起人として「江別小学校を守る会」を立ち上げました。私たちは、以下の理由により江別小学校を現在の「萩ヶ岡」に学校機能として残していただきたく、ここに強く請願いたします。
【理  由】
1.「萩ヶ岡」は高台であり、水害、地震、大火時の地域の避難所、救急医療(グランドを救急ヘリが利用)のために必要であると考えます。
2.「萩ヶ岡」は地盤が堅牢であり、文教施設の立地条件として適地であると思われます。
3.「萩ヶ岡」から公共施設がなくなることで地域の衰退が加速すると考えられます。
4.「萩ヶ岡」の江別小学校を守ることで、文教都市として子どもたちの笑顔あふれる街に再生することができます。
5.「萩ヶ岡」に100年以上も存在する江別小学校を“レンガの街えべつ”のランドマークとしてふさわしい校舎に改築(新築を含む)していただきたいと思います。
【請願項目】
“「萩ヶ岡」に江別小学校を残していただきたい”
請願者 「江別小学校を守る会」
代 表  今 野 裕 次
西 垣 剛 一
石 堂 了 正
筒 渕 裕 浩
URL :  http://ehagigaoka.blogspot.com
Mail : e.hagigaoka@gmail.com
事務局(今野) : 江別市3条2丁目8番地
011-385-4767

※署名用紙は事務局までご連絡いただくか、下記よりダウンロードの上、印刷してお使いください。ご協力をよろしくお願い致します。
署名用紙 A3 (PDFファイル)
署名用紙 A4 (PDFファイル)

2011年3月20日日曜日

第112回卒業証書授与式

昨日3月19日(土)は江別小学校の第112回卒業証書授与式でした。今年は40名の子どもたちがレンガ校舎を巣立っていきました。

卒業生の人数が少ないため、一人ずつ全員が将来の夢を語り、卒業証書を受け取ります。6年間の小学校生活の集大成として希望に満ちた晴れの姿は、多くの保護者の涙を誘います。

今年の卒業生は、入学当初より活発でまとまりのある学年であったとお聞きしました。ほとんどの卒業生は江別第一中学校へ進学することになりますが、一緒に江別第一中学校へ進学する児童のうち、上江別小学校からの児童が大多数で、江別小学校の児童は20%前後にすぎません。しかしながら、少人数でも歴史ある江別小学校の卒業生であることを誇りに、ますますの活躍を期待せずにはいられません。

2011年3月18日金曜日

“小中生 4年後13%減”北海道新聞

3月17日(木)に開かれた江別市議会予算特別委員会で、江別市教育委員会が今後5年間の児童生徒数の推計と、学校適性配置基本計画の見直しについて触れたとの記事が、本日3月18日(金)の北海道新聞朝刊30頁江別版に掲載されています。以下原文のまま転載いたします。

市教委推計 小中生 4年後13%減

適正配置計画 「中長期的視点で」
市議会予算特別委員会は17日開かれ、市教委は新年度から5年間の児童生徒数推計を初めて示した。少子化の影響で、2011年度の推計9972人が、4年後には8636人と約13%も減少する見通しだ。
市教委の推計では、11年度は小学生6318人、中学生3654人。これが毎年300人近く減少する見込みで、15年度には小学生5457人、中学生3179人で、小中学生合わせて1336人減ると推計された。
これに関連して、市教委が14年度に向けて策定する学校適正配置基本計画について、委員は「通例の5年のスパンではなく、もっと長い計画ができないか」などと指摘。斎木雅信教育部長は「今後の計画は、10~20年といった中長期的視点での判断も必要になる」との認識を示した。現行の適正配置基本計画は2009年度から5年間の指針で、市教委は14年度以降の市第5次総合計画の策定に合わせて、適正配置基本計画もつくり直す方向。

2011年3月13日日曜日

EbetsuShift Forumに参加してきました

本日3月13日(日)13:00より、酪農学園大学で開催された「EbetsuShift Forum」に参加してきました。詳しい内容についてはリンク先ホームページをご覧いただくとして、会場の様子をお伝えいたします。第一部では学生代表による江別活性化への提案が行われ、私たちの街について真剣に考えている姿勢が印象的でした。残念ながらパネラーとして参加を予定していた新谷舞子さんが、先日の地震の影響で参加されませんでした。

その後、「ワールド・カフェ」と呼ばれる少人数でテーブルを囲んだ意見交換会が行われました。リラックスした空間で、お茶とお菓子に落書きなど、気軽に会話を楽しみながら、江別の活性化について話し合われました。はじめは緊張もありましたが、話し始めると時間を忘れて楽しみました。もう少し時間があると良かったと感じました。

第二部は「21世紀に必要な学校教育」と題し鼎談が行われました。川崎一彦東海大学教授をコーディネータとして、先日ノーベル賞を受賞された鈴木章北海道大学名誉教授と林かづき江別市議会議員が出演されました。ここでも参加を予定していたステファン・ノレーンスウェーデン大使が地震の影響で残念ながら来られませんでした。スウェーデンは教育先進国ですので、興味深お話が聞けたことと思うと残念です。鈴木先生からは、学生に対する愛情と激励の言葉が多く語られました。
今日のEbetsuShift Forumは、もはや当たり前のようにTwitterやUstreamを使ってリアルタイム中継されていました。しかし、実際にその場の空気を感じ、時間と空間を共有することで伝われものも多くあるのではないかと、会場に足を運んだことを無駄ではなかったと感じました。

2011年3月12日土曜日

お見舞い申し上げます

3月11日午後2時46分頃、三陸沖を震源とする国内観測史上最大のM9.0の「東北地方太平洋沖地震」で被災されました皆様には、心よりお見舞い申し上げます。私たちが住む江別でも、かつて体験したことのない大きな揺れを感じました。次々と明らかになる被害状況は想像を絶するものがあり、情報も錯綜しております。被災地の方々へ私たちが力になれることはないのでしょうか。気持ちばかりが空回りするばかりです。

※3月13日12:55、気象庁は地震の規模(マグニチュード)を、8.8から9.0へ変更しました。

2011年3月9日水曜日

“事実上の不採択に”北海道新聞

先日江別市議会へ提出した当会の陳情書が、3月8日(火)に市議会総務文教委員会で審議され「継続審査」となりました。その模様が本日3月9日(水)の北海道新聞朝刊に掲載されています。以下原文のまま転載いたします。

「江別小を守る会」の陳情 事実上の不採択に
市議会総務文教委員会は8日、江別小と江別第三小の統合案に関連して、「江別小学校を守る会」(今野裕次代表)から出されていた「学校施設としての江別小学校を萩ケ岡に残すことを求める陳情」について、継続審査にすると決めた。
継続審査とする理由については①春にも両小学校統合委員会が発足するため、議論を注視する必要がある②小学校施設の耐震調査結果など判断に必要な資料が会期中にはそろわない―とした。
ただ、現在の市議会は4月30日で任期が切れる。委員会付託された案件は、改選後の常任委には引き継がれないことになっており、同陳情は審議未了で事実上の不採択となる。
両校統合案については、両校PTAや関係自治会などでつくる適正配置地域協議会が2月7日、賛成することで合意。統合校の場所や新校名などに関する議論は、新年度の早い段階に発足する見通しの統合委員会にゆだねられる。

2011年3月8日火曜日

江別市の教育

先週末より巷を騒がせております事件です。人は誰しも過ちを犯します。しかし、江別市の教育はどうなってしまうのでしょうか。子供たちの未来を真剣に考えましょう。

※上記のリンク先記事は、数日で消滅する可能性があります。

2011年3月6日日曜日

平成22年第4回江別市議会定例会会議録

昨年12月に開催された平成22年第4回江別市議会定例会の会議録が、江別市議会のホームページに掲載されました。「平成22年第4回江別市議会定例会会議録(第4号) 5/5ページ」に、江別小学校のレンガ校舎について伊藤豪議員が行った一般質問が記載されています。要約すると真意が損なわれる可能性がありますので、少々長文になりますが以下に原文のまま抜粋いたしました。詳しくは最下のリンクから全文を御覧ください。


○伊藤 豪君
 次は、江別小学校のれんが校舎等についてです。 この問題については、江別小学校のいわゆる統合問題と、今後れんが校舎をどのようにするのかという二つの課題がありますが、統合問題は、江別小学校・江別第三小学校適正配置地域協議会で協議中であります。しかし、関係者が江別小学校を守る会を立ち上げましたので、近いうちに新たな動きがあるのではないかと推察いたします。江別小学校の統合問題はさておき、今回は、れんが校舎を巡る問題についてお伺いします。 1点目として、同協議会の席上で、江別市教育委員会の職員から、れんが校舎は危険だという発言が何度もあり、保護者の間に不安が広がっています。その危険というのは、どのようなものなのでしょうか。それほど危険であるのならば、とりあえず仮校舎を造るなど早急な対策が必要なのではないかと思いますが、お考えをお示しください。 2点目として、れんが建造物の耐震度合いや耐震化の方策については、建築関係団体などと協議中と聞いておりますが、その後どのようになっていますか。状況と見通しについてお示しください。 3点目として、れんが校舎である江別小学校は、江別市都市景観賞を受賞しましたが、この校舎の一部又は全体を保存する方法をどのように考えていますか。 4点目として、れんが建造物を保存したり、耐震強化をする業者に見積りを依頼するなど、積極的に保存する方向でそれらに掛かる費用を試算してみてはいかがでしょうか。お考えをお伺いします。また、以前も質問しましたが、江別小学校と江別第三小学校の地域の地耐力はどうなのでしょうか。その後、調査が行われたと思いますが、結果はどうだったのかお伺いします。 5点目として、三好市長にお伺いしますが、市長は、本年第2回定例会において清水議員から、市長が江別小学校の跡地にマンションを建設すると述べた旨の一般質問を受け、そのような事実はなく、江別小学校の周辺地域の発展のために、マンションを建設するなどして人口増を図ってはどうかという趣旨であると答弁されました。マンション化構想は、江別地区といたしまして、江別小学校の児童が増加することも考えられる大変うれしいものでありますが、その構想は、今後どのような計画で展開されるのでしょうか。市長の率直なお考えをお伺いします。
○教育部長(斎木雅信君)
 私から江別小学校のれんが校舎に関連して、四点ご答弁申し上げます。 まず、1点目のれんが校舎の対策について、現時点で、れんが校舎の耐震性を評価する手法や補強方法について法的に定まっていないことから、現在、社団法人北海道建築技術協会に検討をお願いし、耐震診断方法等の確立に向けた研究を進めていただいているところでありますが、現行の建築基準法に沿った整備のためには、改築による更新が必要との指導を北海道からいただいております。れんが校舎への対策につきましては、平成21年4月に策定いたしました江別市学校適正配置基本計画に基づき、現在、江別小学校・江別第三小学校適正配置地域協議会に、統合や改築について協議をお願いしていることから、その検討結果を待って適切に対応してまいりたいと考えております。 2点目の耐震化に係る関係機関との協議と今後の見通しについてでありますが、社団法人北海道建築技術協会におきましては、4月に、煉瓦建築物耐震診断研究委員会の設立準備委員会を開催し、6月に第1回を開催し発足したところです。当委員会は、2か月に1回のペースでこれまでに3回開催され、今年度内に計5回の開催を予定しており、耐震診断方法の確立に向けて着実に取り組んでいる状況と伺っているところであり、この間、市では、引き続き研究に必要な各種関係資料の提供を行ってきたところであります。また、来年度には、次の段階として、れんが造校舎のモデル的な耐震補強工法の確立に向けた研究を目指すと伺っており、早い時期にこれらの手法等が確立されることを期待しているところであります。 続きまして、3点目の江別市都市景観賞を受賞した江別小学校れんが校舎の保存について及び4点目のれんが校舎保存に係る見積りなどの対応及び地域の地耐力調査についてでありますが、れんが造の建築物につきましては、江別市を象徴する景観要素の一つとして、恵まれた自然環境や農村の原風景と共存しながら生かしていくことが重要であります。その中にあって、れんが校舎が市民の皆様の推薦により江別市都市景観賞を受賞いたしましたことは、皆様が江別市らしい景観の一つとして認識されたものと考えております。しかしながら、現在の江別小学校の校舎を含めたれんが造建築物につきましては、今後の利活用の目的と方向性を定めることが前提であり、それらを踏まえた上で、施設の安全性の確保や維持管理のためのコストなどの大きな課題を整理することが必要であります。これらの課題を総合的に検討し、将来の方向性を見いだしてまいりたいと考えております。 また、江別小学校及び江別第三小学校の地域の地耐力調査についてでありますが、従前も学校建設の場所が決定した際には、必ず地盤調査を実施しておりますことから、江別小学校・江別第三小学校適正配置地域協議会での結果が統合・改築と決まった時点で、対応してまいりたいと考えております。 私からは以上でございます。
○伊藤 豪君
 1点目に伺ったのは、れんが校舎が危険なのか危険ではないのかということです。江別小学校・江別第三小学校適正配置地域協議会で、江別市教育委員会の職員が危険だと発言したと言われておりますが、本当に危険なのでしょうか。そのような危険な校舎に子供を通わせることはできないという意見もあります。基準が変わり、これまで安全だったものが危険になったということなのでしょうか。ここ数日の間に地震がありましたので、校舎にひびが入ったのではないかと心配しておりましたが、そのような心配はなく、大丈夫だというご答弁をいただけないものかと思います。 また、社団法人北海道建築技術協会で研究を進めているとのことでしたが、来年度も研究を続けるということのようです。結論が出るのがいつになるのかは分かりませんが、危険と言いながら、児童はそのまま通うことになるのでしょうか。その辺について、保護者が安心できるような答弁ができないものかと思いますが、いかがでしょうか。 れんが校舎の今後の活用についても研究していくということで、道筋ができればいいのですが、活用方法がない場合は、壊すことになるのでしょうか。このことについて答弁は要りませんが、先ほどの答弁に疑問を持ったということだけ覚えていただければと思います。 最後に、市長に対して、江別地区の高層マンション化計画等はどうなるのかと伺ったのですが、話を聞いていると、本年の第2回定例会での清水議員の一般質問に対する答弁とほぼ同じなのではないかと感じました。先ほどの答弁では、地元で議論をしてまとめてほしいということでした。それも、確かに一つの方法ですが、できれば市長自らが市民の中に入り、ひざを交えながら江別地区の人たちはどのようなことを考えているのかということをもう少し肌で感じることができるような方策を取れないものでしょうか。私は、江別地区の方はそれほど大それたことを考えてはいないと思います。ただ、一つ申し上げたいのは、小川前市長時代は、自治会との懇談会で、自治会長だけではなく市民の皆様に来ていただき発言をしてくださいという姿勢でした。中には、個人的な問題を30分近く話す方もいて困ったこともありました。三好市長になってからは、市長の本意かどうかは分かりませんが、自治会長だけ来てくださいという姿勢になっています。私は、自治会の役員を長く務めさせていただきましたが、以前は懇談会にも出席し、発言はしないまでも、皆様の意見を聴いてまいりました。三好市長になってからは、懇談会にも出席できなくなりました。私は、もう少し地域住民の中に自ら入り、その方たちが何を考えているのかを肌で感じることができるような体制を取っていただければと思います。これは、要望とさせていただきますので、特に答弁は要りません。 再質問と要望を何点か述べましたので、必要な答弁をお願いしたいと思います。

○教育部長(斎木雅信君)
 伊藤議員の再質問にご答弁申し上げます。 江別小学校のれんが校舎が安全なのかどうかという質問ですが、先ほどもご答弁申し上げましたとおり、れんが校舎につきましては、従前より大規模改修など必要な工事を行い、適切な維持管理に努めているところでございます。れんが校舎の耐震性につきましては、診断方法や補強方法が法的に定まっていない現状でございますことから、現時点において、安全性や危険性について明確にお答えできない状況でございます。しかしながら、現行の建築基準法に適合した建築物とするためには、改築によるべきという指導を北海道からいただいております。 以上でございます。
○伊藤 豪君
 まずは、江別小学校のれんが校舎についてですが、改築が最善の方法だという指導を北海道から受けているとのことです。そうであるならば、早い段階で改築に係る見積りを取るべきなのではないでしょうか。北海道からそのような指導があるのであれば、業者に依頼をしてでも改築費用の見積りを早急に取り、保護者の不安を取り除くべきではないかと思いますが、この点についていかがお考えでしょうか。 ○教育部長(斎木雅信君)
 改築の見積りを早期に取るべきではということですが、先ほどもご答弁申し上げましたように、江別小学校・江別第三小学校適正配置地域協議会に統合・改築について協議をお願いしているところでございますので、その検討結果を待って適切に対応してまいりたいと考えております。 以上でございます。
○副議長(尾田善靖君)
 この際、当職から申し上げます。 伊藤議員の質問内容は、現在、江別小学校のれんが校舎が危険なのかどうかというところに重点が置かれております。危険なところへ子供を通わせることができないという意見は当然ですから、明確に答えることができるのであれば再度答弁願います。
○教育部長(斎木雅信君)
 先ほどもご答弁申し上げましたが、安全なのか、危険なのかということについては、現時点で明確にご答弁できない状況でございます。

※平成22年第4回江別市議会定例会会議録(第4号) 5/5ページ より

2011年3月1日火曜日

「江小・三小地域協議会だより」第5号が発行されました

平成23年2月7日(月)に開催された第6回江別小学校・江別第三小学校適正配置地域協議会の模様が記載された「江小・三小地域協議会だより」第5号が最終号として発行され、本日、江別市教育委員会のホームページに掲載されましたのでお知らせいたします。以下のリンクよりご覧ください。対象校と両校区の自治会には配布・回覧されるいることと思いますが、改めてお知らせいたします。

江別市教育委員会

江小・三小地域協議会だより

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