2010年5月9日日曜日

江別小学校の門柱

江別小学校の正面のには石積みの階段があり、そこを登りきったところに門柱があります。道路側から江別小学校を見上げると、真っ先に目に入る白いコンクリート造りの門柱です。いわゆる”校門”のイメージとは違いますが、江別小学校のシンボルの一つです。風化し、角が欠けているのが残念ではありますが、レンガ校舎の赤茶色とのコントラストが、門柱の存在感を際立たせています。

中央に刻まれている文字は「市立江別小学校」で、町村信孝衆議院議員の実父、町村金五氏によるものです。”市立”とありますので、江別小学校現校舎新築の第3期工事が完了したのが市制施行の翌年、1955年(昭和30年)に建立されたものと考えられます。町村金五氏が北海道知事に当選したのが1959年(昭和34年)ですので、氏が衆議院議員時代に書かれたものなのでしょうか。

2 件のコメント:

  1. 市街地住民2010年5月12日 9:20

    市街地在住しているものです。いつも興味深く、拝見しています。学校の存続問題は町にとって大切なことと心配しています。皆さんの今後の活動を期待しています。
     さて、写真の字が町村金五先生の執筆であることははじめて知りました。さすが歴史ある江別小学校ですね。市役所などにあることは存じていましたが、江別市内の小中学校で先生の執筆が残っている学校は他にあるのでしょうか?いずれにしても、大切にしたいですね。

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  2. 市街地住民さんコメントありがとうございます。また、いつもご覧いただきありがとうございます。当ブログへのコメントは、一度管理人が確認した後公開させていただいております。どうかご理解をお願いいたします。
    さて、大変申し訳ありませんが、お問い合わせの件、他の市内小中学校にも町村金五氏のものがあるかは、現時点では不明です。古い学校には同様のものがある可能性はあります。機会がありましたらお調べし、当ブログに掲載したいと思います。

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