2010年10月31日日曜日

学芸発表会 2

昨日もお伝えした10月30日の江別小学校平成22年度学芸発表会ですが、6年生の今年の劇は「ベロ出しチョンマ」です。もはや定番とも言える斎藤隆介氏の作品です。

長松(チョンマ)は12歳、父と母そしてまだ3歳の妹ウメと暮らしており、ウメの霜焼けの手を世話するのが長松の日課。よく泣くウメをあやすため眉毛を「ハ」の字に下げて、ベロッとし舌を出して笑わせることを思いつきます。

ある日、父藤五郎は殿様による厳しい年貢の取り立てを、将軍様へ直訴するために江戸へ行きます。しかし、そのことが殿様にバレてしまい、役人に捕らえられてしまいます。村人たちが集まる刑場で、4人とも十字の柱に縛られ泣き叫ぶウメ。長松はいつものように眉毛を「ハ」の字に下げて、ベロッとし舌を出したまま槍で突かれて死んでしまいます。

今年の6年生は低学年の頃より、劇も器楽も定評がありました。今年も期待を裏切らない素晴らしい発表でした。大きな行事も卒業式を残すのみとなります。残り少ない小学校生活が悔いのないものとなるよう、心から願っております。

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