先日、サッポロビール園(札幌市東区北7条東9丁目2-10)へ行ってきました。ここには北海道遺産にも指定されている、古いレンガ建造物があります。現在は日本で唯一のビール博物館である「サッポロビール博物館」となっています。
1890年(明治23年)に札幌製糖株式会社が製糖工場として建設し、その後サッポロビール株式会社の前身である札幌麦酒会社が1905年(明治38年)に製麦工場として改修し、1965年(昭和40年)まで操業が行われました。そして1982年(昭和57年)、「サッポロビール博物館」として正式に開館、1986年(昭和61年)より、将来にわたり保存させるため大規模な改修工事を実施しました。
現在は、周辺に点在していた倉庫や工場群を整理し、ショッピングセンターアリオ札幌が併設され、調和のとれた街並みを形成し、四季を通じて魅力的な観光施設となっています。
サッポロファクトリーもそうですが、歴史的建造物の保存と大規模なショッピングセンターの共存は、街づくりという意味合いでも大変興味深いものがあります。以下参考にさせていただいたページです。
サッポロビール園 : http://www.sapporo-bier-garten.jp/
アリオ札幌 : http://www.ario-sapporo.jp/
第17回BELCA賞ロングライフ部門 : http://www.belca.or.jp/l77.htm
大成建設 歴史的建築物の保存改修 : http://www.taisei.co.jp/ss/history/menu01/1171084534487.html
北海道遺産 : 札幌苗穂地区の工場・記念館群
ウィキペディア : サッポロビール、サッポロビール博物館
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